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葛飾区 寿湯

2021.7.27.

今日は出社日。
四連休は走ったし、お風呂にも入ったし、家人とのデートも楽しかったし、また連休が来ないかなあ、とちょっとお疲れモードの週明けだ。

となれば、仕事帰りに銭湯に行くべし!と今日選んだのは葛飾エリア。「堀切菖蒲園」駅から徒歩10分ほどのこちらに。途中、気になるスナックも。

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商店街を過ぎ、小道を抜けていくと間もなく到着。しかし、熱いねえ。

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入り口を入ると、どこに行けばよいか迷うはず。

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迷わず女性は手前を右折、男性は奥に行って問題ない。ドアを開けると番台があるから。

番台の女将さんに例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
こちらは女将さんの亡きご主人が中古の銭湯を買い取って経営を始め、現在は女将さんと息子さんで経営しているのだそう。息子さんの代で、屋号としては三代目、こちらの家族での経営としては二代目となる。ちなみにご主人は都内、女将さんは埼玉県高槻市ご出身とのこと。ご主人のご親族には北陸の方もいるのだそう。

脱衣所は広々としていて大きなロッカーは二段式で荷物の整理がしやすい。段が沸かれていないと、大きいロッカーも時として使いにくい。特に、総菜を買いあさった後などは、二段式だと有難いのよね。

浴場は手前にカラン、奥はおそらく中島盛夫氏の富士山と浜松あたりの海岸かな。浜松かどうかは知らんけど。ちなみに男性サイドにのみサインと作成日が書かれているそうで、女将さんの記憶によると、3年くらい前に描かれたとのこと。

大きな一つの湯船は、左からジェットバス三席、バイブラ湯のレイアウト。森林浴のようなグリーンの薬湯のようで日替わりなのだそう。
結構古い銭湯と思われるのだけれど、女将さんが「倅がマメなのよ」というように、お休みの日を連休にするなど工夫して、設備を改修しているそうで、とにかくきれい。カレンダーにもお休みの日だけでなく、どこを修理するか、という記載もある程。

こちらは井戸水を薪で沸かしているそうで、湯温もとっても熱い。常連さんと「熱いですね!え、もうご飯食べてきたの?何時に寝るの起きるの」なんておしゃべり。ちなみにその方は朝は3時起き、17時には夕飯を済ませ、お風呂に来て、夜は21時にはゴロゴロしているそうだ。ここの脱衣所には、座れるスペースや、横になって休める広間もあるそうで、ここでゴロゴロもいいね。

他のお客さんも、「あら、見ない顔ね」なんて声をかけてくださって、「調布から来ました」というと「あら!深大寺?」とご存知のようだ。他の銭湯では、「甲府?」と聞かれたこともあるのだけれど。実際、細かくいうと深大寺ではないが、まあ大雑把にいうとそのエリアなので、話を合わせる。その方はよく車で訪問するそうだ。なんなら送ってくれないかなと心で強く思ったのだが、先に上がられてしまった。

外に出ると、まっすぐに伸びた煙突も。
きっとここで、息子さんが薪をくべているのだろう。

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下町っぽくて、とても温かい、きれいなお風呂でした。

お遍路番号 葛飾 6
住所 〒124-0006
葛飾区堀切6−8−6
電話番号 03-3602-3586
ホームページ
アクセス 京成線「堀切菖蒲園」駅 徒歩10分
休日 水曜
営業時間 14:30−22:30

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