マルウェアについて学ぶ(2)

おぬこです。きょうはマルウェアの続きについて書きたいとおもいます。
マルウェアについて学ぶ(1)では、マルウェアの主な3分類には、①ウイルス②ワーム🐛③トロイの木馬🐎と記しましたが、最近では、この③分類に当てはまるとは言い切れない④その他マルウェアが増えているそうなのです。

その他こそ、種類が多くて1度には覚えきれないし、最近脅威が高まると聞いているし、どうやって考えたらいいんだろう(涙)とおもっていたところ、上述の3分類以外に「暗号化/脅迫/破壊系」¹という分類を掲げていた著者の本を見つけたので、この本を読み進めることにしました。

この「その他」(暗号化/脅迫/破壊系)の中でも主には①ランサムウェア、②ワイパー、③ワンクリックウェアといったものが挙げられます。
(①と②を兼ね合わせたようなタイプもありますが、記憶しやすい分類を念頭に上述と一旦整理します)

①のランサムウェアは、感染すると端末等に保存されているデータを暗号化し、ユーザーが使用できない状態にしたうえで、データを復元する対価を要求する不正プログラムです。
②のワイパーはシステムファイルなどを破壊して端末等を使用できなくします。
⓷のワンクリックウェアはユーザーを欺き、払う必要のない不当な料金を請求します。たとえ何か動画のようなものをクリックしたとしても、契約は成立していないので、料金の支払いは必要ないというもの。ファイルの暗号化や破壊には至らないものの、支払ったところでワンクリックウェアを駆除できるとも限らないそう²。おぬこのような初心者が万が一ワンクリック詐欺に引っかかった場合は詐欺師にお金を払うのではなく、PC修理の相談をプロに修理費用の相談をする方が先決と理解しました。

参考文献・URLは後述しますが、基礎知識の底上げについては、警察庁のサイバーセキュリティインフォメーションのページを読みながら理解を進めています。
キーワード検索ベースでは、警察庁のページはトップに上がってこないこともありますが、平易な用語解説や具体的な被害事例が掲載されています✨
おぬこたちの心穏やかな生活を支えてくださる公的機関のみなさんにも感謝です✨

参考文献

¹『マルウェアの教科書』
マルウエアの教科書 | 日経BOOKプラス (nikkei.com)
² ワンクリック詐欺 - Wikipedia



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?