Netflixで「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」観た
劇場版でもさすがお兄様。
なんだけど、正直うーん。
突然知らない女の子が知ってる体で出てきたりする。
敵が矮小だったり三つ巴になるのは良いけどアメリカ軍(?)がすげえ馬鹿っぽい描き方されてる。
この辺はまあ許容範囲だとしても、
達也くんが動く動機がね。
ずいぶん人間っぽくなってしまったというか。
もはや妹のためですらなく、ただの人助け。
軍務だといわれればもちろんそうなんだろうけれど。
妹との平穏な生活を守るため、あくまで受動的に降りかかる火の粉を払うことを信条としていた達也くんが、ずいぶん能動的にみんなを守るようになってしまって。それじゃあただのスーパーヒーローじゃないか。
俺たちが観たいのは、「やれやれ、俺は二科生なのに」とか言いながらスカした顔でめっちゃ強い達也くんなのであって、はじめからみんなに認められちゃってる達也くんじゃないんだよ。
原作を読んでないから分からないんだけれど、このテンションで、つまり「学園中から一目置かれちゃって二科生なのにある程度存在を許容されてしまっている」達也くんが続くようなら二期はちょっと、と思ってしまった。
「こんなことが出来る奴がこの学園にいるはずがない… ハッ!まさか、あいつなのか?」
が観たいんだよ俺は。
「達也君は戦略級魔法師だしトーラス・シルバーだしね」
じゃないんだよ俺が観たいのは。
本編アニメが大好きなだけに、ちょっと残念。
サービスシーンが多めなのが救い(なにがだ)。
ほのかちゃん、急におっぱいアピールキャラになってしまっておじさん悲しい。
その辺の詳細が知りたい方はこちらへどうぞ。
原作を読んでる人は面白かったのかもしれない。
★★☆☆☆
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