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赤い公園「THE PARK」にまつわるエトセトラ

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オフィシャルトレーラーはこちら。

アルバムの公式HPはこちら。

彼女たちとの出会いはこのアニメとこの主題歌から。

古参のファンの方々スイマセン、新規です。

この記事でも触れてるんですけど、

前のボーカルのことはよく知らんし誤解を恐れずに言えば興味もない。

ので、

ミニアルバム「消えない」以前は触れてもいません。

現ボーカルの石野理子さん。

こちらもアイドル時代のことはよく知らんし興味もない。

ただビジュアルもドンズバだし声も好き。

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いわゆる「声フェチ」でして、彼女の声。

前述の「絶対零度」を聞いて刺さりまくって、

これを聞いて恋に落ちました。

速攻EP「消えない」とシングル「絶対零度」を買い、今回このアルバムですよ。

コレクターの性というか、やっぱりお気に入りは電子じゃなくてフィジカルで持っていたい。本もCDも。

まあ自粛自粛でCD屋さんも閉まってたわけですから、緊急事態宣言が解除されてようやく手に入れました。もちろん初回限定盤。

いいアルバムの条件として心に留めておいているのが、

HUNTER×HUNTERの「キメラアント編」に出てくるアリの師団長の一人、レオル(元ハギャ)が言うところの

「聴き終わるといい小説を読んだ後みてーな心地良い浮遊感が残るんだ」

なんですけど、

まさに。

ひとつの物語を鑑賞したような。

あらゆる意味で成長過程にある少女の、ある季節をそのまま切り取ったかのような。

季節感も、今聴くべきというか。

晩春から初夏、夏の兆しが見え始めるころに。

石野理子さんのボーカルもそうですが、赤い公園の全楽曲を創っている津野米咲さんがやっぱり天才なんだと思います。

彼女の天才性については色んなところで語られていると思いますが、

ポップでありながら尖っていて、キャッチーでありながら難解。

演奏しているバンドメンバーも何をかいわんや、って感じでしょうか。

というわけで、あまりに気持ちが昂ぶりすぎているので(どれぐらい昂ぶっているかって言うと、

このくらい。)

全曲勝手にレビュー(という名の感想ポエム)でもやってみようかと思います。

(上記オフィシャルHPに彼女たちによるセルフライナーノーツがありますが、それとはまったく別物、完全に主観です、あしからず。)

1.Mutant

Only is not Lonely.

自分はひとり。でも特別な存在じゃあ、ない。そんな「特別じゃない自分」が、誰かにとっての「特別」になれたなら。

1年は365日あって、誰かにとっては普通の日でも、他の誰かにとっては誕生日だったり、記念日だったり、命日だったりする。そんな当たり前のことをみんなが当たり前に認め合えたなら。


2.紺に花

卒業だったり入学だったり、「制服」には人生において大きな思い出が付きまとって来るものだけれど。

特に「恋」なんてものはたぶん、「制服」という鎧を纏い、「学校」という壁に囲まれていたからこそ輝いて見えたりするわけで。

だからこそ焦る。この「門」の外に出て離れ離れになってしまう前に。

伝えなきゃ、伝えなきゃ。


3.ジャンキー

比喩的に、その事に淫(いん)するほど夢中の者。

例えそのことで傷ついても、傷つけられても、それでも○○に夢中なの。

○○には好きな言葉を入れてください。


4.絶対零度

僕と彼女たちの出会いの曲。

ちょうど仕事についてモヤモヤしてた時期で、大サビの部分が完全にぶっ刺さったわけです。

体感温度疑って、決め付ける前に問えばいい。

ときめきが導いてくれるから。

絶対零度の未来に、持ち物リストはないのさ。

ときめきが胸の奥にあるなら。

(句読点は創作)

自分の心に忠実に、すべてを取っ払って挑戦することに対して、グッと強く背中を押してくれた曲。

レビューでもなんでもねえが、とても大切な曲。


5.Unite

L.C.L.の海。人類補完計画。

だれかとひとつになりたいとおもうこと。

ひとつになっているときに、このままとけてなくなってしまえばいいのにとおもうこと。

そんな瞬間。


6.ソナチネ

小さく鳴り響く夕暮れ。

終わってしまうのかな。終わらないでほしいな。

ずっと今日と明日の間だったらいいのに。


7.chiffon girl feat. Pecori(ODD Foot Works)

中島みゆきの「糸」令和版。

縦の糸はあなた。横の糸はわたし。

織り成す布はいびつで歪んで突っ張っている。

それはもしかしたら、自分すら暖めうることが出来ないかもしれない。

でも、それでも織る。

いつか誰かを暖めることが出来るかもしれないのだから。


8.夜の公園

青春ドラマ、あるいは少女マンガになりそうなザ・片思い。

ブランコの距離感がもどかしい。

世界に私達だけみたい。

キャーーーーーー!

羽海野チカ先生の名作、「ハチミツとクローバー」の主題歌にしたい。


9.曙

薄汚れても、ぐちゃぐちゃでも。

ただの昨日の続きでも。

それでも朝は来る。

朝の伊勢佐木町の町並みを眺めながら聴くと変な元気が湧いてくる。

※サビの「曙が行くよ、夜を引き連れたまま」ってフレーズで、大勢の付き人を従えた元横綱の画が浮かんでしまって消えないのです。大好きな曲なのに。


10.KILT OF MANTRA

みんなで合唱したら盛り上がりそう。

「ひっとりっじゃないのさキルトオブマント~ラ~!」

って。

「こっわくっはないのさイーンマーイハー!」

って。

そういう意味では応援歌でもあり、団結の歌でもある。


11.yumeutsutsu

アルバムの最後にこの曲を持ってくることが、さながら彼女たちの未来への挑戦状。

行こうぜ新世界。


こうして各曲それぞれ思ったことを書き散らかしてみると、思ったよりもずっとそれぞれの曲の印象が違いますね…

でも通して聴くと一本の映画みたいに、一編の物語、ある少女の成長譚のように聴こえてくるから不思議。

それだけ彼女たちの強い思いが詰まったアルバム、ということでしょう。



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