e-温泉マイスター「別邸はる樹」
e-温泉マイスター講座の終了レポート「あなたの勤務する旅館・ホテルの温泉分析書を見て、源泉名・泉質名およびPRポイントをPRして下さい。」から
e-温泉マイスター 森川源太
大分県別府市にある「別邸はる樹」です。
源泉名は宮の森泉源、泉質は単純温泉（pH：8.4）です。また、泉温は源泉87.9℃、使用位置は64.0℃です。
「別邸はる樹」の特徴として、一階のお部屋（4部屋）にはすべて半露天風呂があり、いつでもお客様だけで楽しめるようになっています。さらに、館内には貸切風呂が三か所あり、外に二か所、中に一か所ございます。そちらもお客様だけで楽しめるようになっています。特に、二階のお部屋にはお風呂がついておりませんので、そちらをおすすめしております。
温泉の効果について、紹介します。
〇温泉の物理的効果として、大きく３つあります。
1つ目は、温熱です。貸切風呂では、少しぬるめの温度設定にしているため、副交感神経を優位にして、リラックスを誘い、神経系・循環器系の興奮を抑える効果があります。
２つ目は、浮力です。浮力が働くことで、全身を支えていた筋肉が緩み、リラックスした状態になります。
3つ目は、水圧です。水圧がかかることで血管の運動神経や自律神経が活発になり、血行を促し、リンパ液等の体液の流れもスムーズになり、マッサージ効果があります。
〇温泉の泉質についてのPRポイントとしては、大きく2つ個あります。
１つ目は、浴用適応症についてです。浴用適応症としては、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔疾（じしつ）、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進が記載されています。
２つ目は、単純温泉についてです。
特徴として、刺激が少なく、子供や高齢者にも優しい温泉、アルカリ性単純泉（pH8.5以上）では入浴すると肌がすべすべになります。実際、別邸はる樹では、家族連れのお客様も多く、子供や赤ちゃんにも安心して、温泉に入っていただくことが可能です。また、泉質別適応症として、浴用は、自律神経不安症、不眠症、うつ状態などがあげられます。
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