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伝え方が悪かったなんて思われたくない人こそ読んでほしい

どんな伝え方をしたらいいのかわからなくなっていませんか?という私も新人指導する立場にありながら声かけに迷ってしまう時があります。

新人のUさんは私に悩みを打ち明けてくれません。他スタッフのYさんには相談できているみたいなんです。それは私からしたら「他の人に話せることって大切だね」という気持ちでした。

しかし伝え方一つで人間関係まで発展すると言われたらどうでしょうか?

もう少し解像度を上げると、信頼関係に気づくための伝え方がわかったのなら今の私は信頼関係を築けていないということになります。

そんな私からの指摘をUさんは脳に取り込むことができません。そこで、相手のせいにせず「伝え方が悪かった」私に対して、相手の立場に立って考える必要があることを強く教えてくれた本をご紹介します。

◯題名

ものごとが好転する「伝え方」のすべて

◯この本を40文字でまとめると?

なんで伝え方なんて考えなきゃいけないの?人間関係の基本だし私に返ってくる物
だから

◯本から得られるもの

ビジネスにおける人間関係=信頼関係を積みあげられる「伝え方」を知ることができるようになる。

◯著者のプロフィール

はるゆき
伝え方研究家であり、Twitterフォロワー数8万越え(2023/5/16時点)

◯書籍の概要

著者は自分が前に出てしゃべるようなタイプじゃなかった。祖父からも「相手の立場で考えるんだよ。そうしたら、人生うまくいくから」

と言われ続けて頭に残っていたそうです。

22歳の時に接客業をしていたときに、「営業マンは提案型であれ」を読み接客業に活かす方法を考えた結果売り上げが上がるようになりました。

この経験が人のためになる「伝え方」を意識した出来事でした。

ビジネスに通ずる「伝え方」の基本とケースごとに別れた紹介、さらには同僚や上司との関わり方を具体的にまとめてくれています。

◯要点

絶対的基本原則は相手の話を引き出す「伝え方」

つまり

伝えることは自分が話そうとするのではなく、聞くために相手から引き出す術なのです。

◯感想

新人に対しても話し方を意識させられた本書は私にとっても「聞くのが好き」と言ってられないと気付きました。

人の話を聞くのが好きというのも良いことだとわかっていますが、何を話したらいいのかを常に考えてしまうのが私なんです。

小さい時から人の話を聞いている時や「笑い」などのリアクションをとった時の方が相手の感情が揺さぶられ「喜び」をオープンにしてくれる感じが大好きでした。

母親の長い話も家族5人の中で唯一聞いていたのは私くらいでした。母からは「あなたはしっかり聞いてくれるよね」

と言われます。

しかしここで足りなかったことに気づきました。話し好きな人はなんでもしゃべってくれるから楽であり、本当は私みたいに「何をしゃべったらいいかわからない人」に引き出してこその聞き上手なのだと思い知らされました。

私自身「聞く」を引き出すための「伝え方」をもっと意識し、はるゆきさんを追いかけたいと思いました。



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