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端的に話したい。医療現場は言葉を求められている。

『外資系マネージャーが教える 端的に伝える技術』アキヤマ ダイジロウ Kindle (2020/11/29)

40ページという本なのかブログなのかわかりませんが、最も短い書物ではないでしょうか?

私はこのような短い本に出会ったことがありません。

それに短い中に端的に伝えるという言葉の通りしっかり記憶したい部分が頭に残っています。

40ページの中に図解が入っているんですよ?

びっくりです。

じゃあ文字数はどのくらい短いのでしょうか?

それは読んでからのお楽しみ…


自己紹介


介護福祉士として10年目になる「おのザル」と言います。

Twitterでは主に介護現場で培った「言葉を変えてココロをかえる」をテーマに発信しています。

ゲーム好きが子供を授かるのと同時に手取り19万で人生が終わるのが嫌だと思い、焦って自分で稼げる方法を探すことを決意し行動するようになりました。

朝活を700日継続、365日書評を12月からスタート、1日3冊読書(内訳:朝アウトプット用読書、昼小説読書、家事聞く読書)、趣味はトイレ掃除(水回り)とキャンプです。
家事が大好きだけど本を読む時間もほしいと思い、聞く読書を取り入れました。

そんな私は介護現場でリーダー、介護長を務め現場のマネジメントを考えさせられ続けてます。

私が注目したのは「心理的安全性」という誰でも質問、提案し合える安心した環境づくりこそ活きる医療、介護現場だと確信を得ました。

上司からのパワハラ、「お前の仕事だろ」と資料を投げつけられたり、陰口を言われていることを同僚から聞いたりとひどく、精神崩壊してしまったんです。
そんな私を救ってくれたのは、1歳息子と妻と本でした。

わかってくれている人はあなたならどこでも羽ばたけるよ。
だから胸を張りなさいと後押ししてくれて、職場まで歩いて10分のところに転職し、副業などの自分時間を取り入れたことで今ではストレスフリーで定時上がりしています。

家族、育児、介護、心理的安全性、伝え方、読書、朝活
この7つの柱が私のテーマです。これを書評として織り交ぜて発信しています。


本紹介

『端的に伝える技術』

「もっと端的に話してよ。」「何を言っているかわからない。」と1度は言われたことはありませんか?

私は介護の仕事をしており、日々状態の変化を上手に伝えなくてはいけません。

申し送りが苦手な私は「〇〇さんが〇〇なことをして△△しており、■■さんとのことが…」と話がふらふらしてしまいます。

しっかり本を読んでいるのに伝え方が上手になってきた。

なんて思ってもやっぱり応用できてないのは事実です。(最近言葉すらすぐに出てきません…)

そんな私に直接教えてくれているような気持ちにさせてくれる学びが衝撃的でした。
ロジカル(論理的)に話そうとしてしまったことが私のミスでした。

自分の説明をロジカルに話そうとしていて結局理解されないまま。ここを見直すと「相手の知りたいことは何か」になるそうです。

ちゃんと相手の言葉を理解しようとせずに「しっかり答えなきゃ」という焦りにも対処しなくてはいけませんが、そもそも相手のための答えにならないと永遠と「理解できない」と言われてしまいます。

相手が何を聞きたいのか具体的に話すことができれば、自然と納得のいく答えが出てきます。

さらに3つのルールを教えてくれました。

端的に話すための3つのルール

答え→根拠という順番
グルーピング(似たような内容を例に上げる)
削ぎ落とす

この3つのルールを無視せずに行うことがもっともスピーディーで具体的に説明ができる方法だと言われています。

想い出し

レスポンスの遅さに悩んでいる私はいつも「遅い」と言われます。

もう諦めてこれが自分の速度なんです。これ以上速度を上げると答えの性能が落ちまくるのです。だから焦らないでと…心で上司に言います。

次はレスポンスが早くなる本を探す旅にでます。

しかもこの本は20分で読むことができる良質な本だから気持ちも晴れやかになります。

本が読めてない。それでも文字数が壁だなぁ。1冊読むことができた感じが欲しいなぁ。と思っているあなたにぜひこの1冊をおすすめしたいです。

今回紹介した本はこちら


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