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CUTTY SARK ANTIQUE GOLD

今回はこのウイスキーを飲んで味のレビューをしてみようと思う。

自分が使ってるグラスはグレンケアンのグラスを使っており、評価は5段階評価で5が最大限の評価としたい。

まずこのウイスキー名は表題の通りであるが、いつ発売されたものかは正直全くわからない。ただ、使われてるシールや字体から判断すると、おそらく1990年代前半から中半で、出所は海外の免税店等ではないかと推察される。香りに関しては現代のカティーサークに似ているが、味はガラッと異なる。それでは、実際に飲んでレビューをしてみたい

〜ストレート〜
香り;3(白い花を思わせる香り、シェリー由来?と思われるニュアンス有り。)
アルコール臭(鼻);4
アルコール臭(口);2
粘性;3.5 
色;少々茶色かかった金色
味;ドライではあるが、甘みはある。余韻が長いがしつこいわけでなく、喉から鼻にかけてフッといるような感じ。嫌味なニュアンスは感じない。夏に飲むには
最適な一本であると思うが、冬に飲むとやや物足りなさを感じるかもしれない。

〜ロック(前半)〜
香り;4.5(赤りんごのニュアンス、ミントみたいな鼻にスッとくるフレーバー有り)
アルコール臭(鼻);1
アルコール臭(口);1
粘性;4
味;ストレートと違い、一気に引き締まる。味がぼやけることなく、甘みが際立つ。ドライではなく、かと言ってネットリするような感じもなく、バランスが取れてるなと感じる。香りは鼻ではなく、舌の奥にいる感じで、アルコール感もそこで感じる。ただし、アルコールアタックはほぼ皆無。

〜ロック(氷が溶け切った状態)〜
香り;4(赤りんごと柑橘系のニュアンス。一部シェリーの硫黄臭有り?)
アルコール臭(鼻);2
アルコール臭(口);1
粘性;2
味;引き続き甘いが、グレーンのニュアンスが強い気がする。使ってる氷の量が多かったからかもしれないが、サラリとした感じで飲みやすい。口に残ることなくスッと喉を通りそのまま胃に流れ落ちる。口の中にはオーク樽のニュアンスがあるが、嫌味な感じではない。リフィルの樽を使ってるのかな?と感じる。

〜総評〜
非常に飲みやすい。スコッチ初心者でもこれなら飲めるのではないだろうか。昨今のバーボン樽熟成のウイスキーではなく、古き良き時代のシェリー樽熟成のウイスキーが味わえる一本。現在のカティーサークとは違うので、現在の感覚で飲んだら味が全く違って驚くと思う。端的にいえば美味いの一言である。



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