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旅の手段について~バイク編③~

今回はバイクへの積載方法についてを記載したい。自分はネイキッドタイプのバイクとスポーツツアラータイプのバイクと乗った事があるが、積載についてはやや苦労した。今回はその事についてを記載したい

まず、ネイキッドタイプバイクであるが、はっきり言って物を積めない。なので、自分はステーをかませてパニアケースを後付けし、後部座席にホームセンターで売ってるアイリスオーヤマの箱を2段重ねしてその中にテント、寝袋、調理器具、着替えを入れて走っていた。ホームセンターの箱の良い所は安くて頑丈で物が入り、自分で加工が出来る事である。しかし、バイクにそれを積むとなるとバイクの安定性が極端に悪くなり、操縦性が低下してしまう。かく言う自分も2段重ねにした事で重心が後ろの上の方になってしまい、カーブを曲がる際に苦労した記憶がある。また、固定方法もロープになるので締め方を一歩間違えれば緩んで荷物が落下して重大な事故を起こしかねないのも欠点となる。

北海道美瑛町にて。

次に、スポーツツアラータイプであるが、これはサードパーティーからハードケースとキャリア、ステーが売ってるので取り付ければがっちりと固定出来て落下する心配もほぼなく、万が一自爆事故を起こしたとしてもパニアケースがクッション代わりになってバイクを守る事が出来る(かく言う自分もそれで助かった事がある)。積載量もそこそこあり、いらないケースは外して走る事もできるので走行安定性もホームセンターの箱を重ねるよりも高い。しかし、値段が高く、キャリア、ステー、ケースで20万近くする事も多々ある。導入のハードルが高いのである。

霧ヶ峰高原にて。

じゃぁ、どちらがいいのかと問われたら自分は値段が張ってもサードパーティー性の積載セットを購入する事を勧める。積載の場所が分かれるという事は積載物へアクセスをしやすいという事であり、必要な物を取り出しやすく、撤収作業をするときも荷物のパズルをしなくて済むのである。しかし、ホームセンターの箱にはこう言う事を出来るというメリットもあり、後々の思い出と言う観点から考えたらホームセンターの箱に軍配が上がる。


知床、美瑛、千葉、東北復興のステッカー
網走、夕張東北復興ステッカー
お世話になったタイヤ屋、旅先で買った日本酒のラベル、神社のステッカー
大間岬、航空自衛隊等のステッカー

結局のところ、どちらを選んだとしても旅の思い出と言う点では甲乙つけがたいので各個人の予算に合った方を選べばよいと思う。一番大事な事は自分と回りの安全をきちんと確保した上で身の無事かつハプニングすらも楽しんで旅を行う事なのである。

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