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【令和6年厄年表】「厄年」の意味は? 厄年をポジティブに過ごす

早いものでもう年の瀬。
寒さも本格化し、今年も終わりを迎えようとしていますね。

毎年これぐらいの時期には、「来年は厄年だからお祓いに行かなきゃ」「来年は厄年だから悪いことが起きちゃうのかな?」といった「厄年の不安」を耳にします。

現代では「災難が起こりやすい禁忌」としてのイメージが大きくなった「厄年」ですが、実は厄年には「もう一つの大切な意味」があります…!


人生の転機を迎える「厄年」

厄年というのは、人の一生の中でも"大きな変化がある年"であり、肉体的・精神的・社会的にも移り変わりが大きいとされる年の事です。

人生の転機を迎える年のはじめには、神社にて厄祓いを行い、神様のご加護をいただいて、慎みの心をもって一年を過ごす。
「厄年」は、今も人生における通過儀礼として、大切に考えられています。

来年の令和6年の厄年の方はこちらです。
いずれも数え年での年齢で、この年齢の前後は前厄・後厄と称して忌み慎みます。

数え年では、生まれた年を「1歳」とし、新年を迎える正月に、新たに年齢を一つ重ねていくという考え方です。

「今年に迎える年齢+1歳=数え年」と考えていただくと分かりやすいかもしれません。

厄年が持つ「もう一つの大切な意味」とは

本来、厄年を迎えることは、地域社会においては“一定の責任を伴う立場”となることを意味し、古希(70歳)や傘寿(80歳)などの長寿を祝う「年祝い」と同様、“ハレの年齢”と考えられていました。

厄年には、お祭りなどにおいて重要な「役」を任され、共同体の要である神事の中心に多く関わるようになります。

つまり「厄年」は、もともとは「役年」。

「神様にお仕えする大事な役目を任される年」
という意味もあったのです。

節目の年を迎えたことを喜びつつも、無事に大切なお役目を果たすためにも心身を清浄に保ち、慎みの心をもって自己を律しながら日々良い積み重ねを行っていく。

こうして、自分の身に降りかかる様々なトラブルを避けながら、課せられた役目・役割に耐えうる壮健な心身を作っていくのです。

年のはじめに真心込めて

厄年は、前厄から数えると「3年」という長い時間軸の中で自分の在り方を考える、人生の中でも大切な節目の時間です。

毎年、年のはじめにご祈祷をお受けになられる方が多くいらっしゃいますが、お正月から旧暦の正月である2月頃が最盛期。

年頭にあたって、御神前にて清らかな心持ちで目標を掲げご加護を願います。

年の初めには是非昇殿参拝をしていただき、清々しく充実した新年をお過ごしいただければと思います✨

新年祈祷や厄祓いの御祈祷をご希望の方は、お電話もしくは直接社務所にてご予約ください✨


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