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さくら詣

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春は芽吹きの季節、様々な区切りが整い年度が改まる「はじまりの季節」でもあります。 生活の中にある文化や伝統的な習俗を丁寧に紐解くことで、豊かな日常への気付きとなれば幸いです。 新…
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2024年2月の記事一覧

桜の季節の「さくら詣」のお知らせ

朝晩はまだまだ冷え込みますが、だんだんと春らしく、あたたかい日が増えて参りましたね🌸 当社でも、お山と授与所前には早咲きの河津桜が満開♪ 連日メジロが蜜を吸いにやってきて、一足早い春を感じる日々です。 3月も下旬になるとソメイヨシノ、八重桜と桜の種類も移り変わって参りますが、さくらの満開の季節は、この年度がおさまり新年度がはじまる頃でもあります。 そんなタイミングに心機一転、心新たに清々しくお参りをいただければと、この3月13日から「さくら詣」という形で、皆さまのご参拝

🍡3月の”透かし”御朱印🍡

寒さが徐々に和らいで、春の兆しを感じることができる季節となりました。 当社の河津桜も見頃を迎えています🎵 今月は、3月3日のひなまつりにちなんだものや季節の行事、例祭に合わせた7種類の御朱印を授与いたします…😊 ◆「なごみ」特別御朱印待ちに待った春がやってきました♪  季節は冬から移り変わり、暖かい陽気に誘われた花景色が外出に彩りを添えます。 御朱印に記された「春和景明」とは、春の日の和やかな、明るい陽気を表す言葉です。 御祭神の小野篁卿、御配神の菅原道真公、それに神

ひなまつりに「桃の花」を飾るのはなぜ? 年中行事に込められた意味を探る

3月3日は「ひなまつり」。 ひなまつりには「桃の節句」という美しい別名があり、除災招福の願いを込めて桃の花を飾ります😊 そんなひなまつりがテーマの「ひなまつり」と「桃の節句」の特別御朱印。今年も授与を行います🎵 今回は「ひなまつり」、そしてひな祭りに欠かせない植物である「桃」についてのお話です🎎 ◆女の子の成長を願う「ひな祭り」ひなまつりは、中国の年中行事であった「上巳の節句」と、日本で平安時代に行われていた「ひいな遊び」や「流し雛」が影響しあって生まれた風習とされてい