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政党選択のポイント、公約実現力

よく政党の公約に出てくる、議員定数削減。民主党が政権を奪取する2009年に掲げていたマニフェストには、国会議員の定数2割削減、報酬も2割削減というものがありました。2012年に自民党が政権を取り戻す際に掲げていた公約にも、国会議員の定数2割削減というものがありました。

国会議員の定数は、2009年の時点で衆議院議員は480名、参議院議員は242名でしたが、2021年の現在においては衆議院議員は465名、参議院議員は245名となっています。つまり、政権を取るために約束した公約ですが、自民党も民主党も政権を取った後、実現しないままになっています。これでは政党や政治家の公約に対する信頼は失われてしまいます。

日本維新の会の地域政党である大阪維新の会は、2010年の結党以来、大阪において様々な抵抗にあいながらも公約を守り、実行してきました。2011年6月に、大阪府議会の定数を109から88へと21議席削減する条例改正案を可決しました。現在、さらに1割の削減も目指しています。公約の中身も大事ですが、責任を持ってそれを実現する政党か、実行できたかという点も、どの政党を選ぶかにおいて大事なポイントになると思います。

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