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焼きそばの果てしなき旅【その15】
日本全国には様々な焼きそばがある。お店で食べる焼きそばだけでなく自宅で作るタイプの焼きそばも数多くある。その中から自分のアンテナでキャッチして取り寄せたり、知人から送ってもらったりお土産でもらったりした焼きそばをご紹介したい。ここ半年分くらいあるので何度かに分けます。それでは行ってみよう。
まずは知人から送ってもらった、愛知県碧南市『大磯屋製麺所』の熟成焼そば。テレビなどでも紹介されていたそうだが、僕はこの焼きそばを巡る旅をしていなかったら知ることもなかったであろう。多くの焼きそばとの出逢いに感謝。
ソースは液体ソース。作ってみよう。
シンプルに具材はキャベツと豚肉だけにした。
とっても艶のある仕上がり。こだわりの麺は口当たりも噛み応えもとても良い。ソースとのマッチングもバッチリ。ウマウマウー。ちょっと色味を鮮やかにしたいと考えてもう一度作った。
僕が大好きな必殺ナルト。この写真を見ているだけでもウキウキとしませんか。どうですか。
ちょっとこうやって載せるだけでも色味が鮮やかになって心が豊かになる。僕の場合はナルトだけれど、みんなそれぞれ自分の機嫌が良くなるトッピングを探すと良いと思う。きっとシアワセが増えると思う。
大満足。麺をしっかり焼けば焼くほどにその良さが際立つような気がする。冷蔵庫の焼きそばストック区域が空いたらまたこの熟成焼そばをお招きしよう。
続いては長野県伊那市の『木曽屋』の無かんすい焼そば。中華麺を作る時に使うかんすい(小麦粉に混ぜることで柔らかさや弾力性をもたせるアルカリ塩水溶液)不使用を謳っておられる。元々は材木屋さんだったのが蕎麦の製麺の会社になり、地元に根付いた商品を作っておられるようだ。
ソースは粉末。作ってみよう。
具はキャベツだけで。
イワユル焼きそばのあの食感とはビミョーに違うのだけれど、口当たりの良いクセのない麺。とても味わい深い。ウマウマウー。これももう一度作ってみる。
スタンダードに紅ショウガと青海苔も一緒に。
とてもウマイ。これも僕の焼きそば貯蔵庫にまたお招きしたい。麺にクセがないので、味付けも付属の粉末ソースだけでなく色々と変化も楽しめるあろう。またお会いしましょう。
同じく『木曽屋』の固やきそば。長野はあんかけ焼きそばが名物なのだそうだ。知らなかった。旅路はどんどんと遠くに、そしてディープになる。
この麺がなかなか面白く、油で揚がっているタイプではなく、少しやわらかくなるように水を加えて蒸し焼きにした上で更に炒め焼きした上にあんかけをかけると云うちょっと手間のかかるタイプだ。
あんかけもたっぷり作る。ナルト必須(個人的趣味)。
炒め焼きした麺に。
あんかけをたっぷりかけて出来上がり。
付属の粉末あんかけソースの案配もとても良く、大変に美味しく出来上がった。ウマウマウー。このあんかけとか固焼きそばの世界はまた別の大陸に新たなる旅路を見いだすことになるであろう。今はまだ遠くから眺めるだけにしようと思う。
続いては伊豆半島へ。静岡県伊東市にある『田中屋製麺所』の3食入り/ソース付き焼きそば。
パッケージに情報が多いのが特徴です。伊東温泉焼そばと云うネーミングの方がよろしいのかな。ちなみにこの長男云々は焼きそばのサイズのことのようで、三男並(1玉?)次男大(2玉?)長男特大(3玉?)ではないかと推測されます。
ソースは粉末です。麺はかなり細め。作ってみよう。
具はキャベツだけのシンプルバージョン。
太麺の満足感にも負けず劣らずのしっかりした食感が楽しめるナイスな麺。これも素晴らしい。ウマウマウー。簡単に出来てヒジョーにウマイ。ローカル焼きそばの世界はなかなか深い。いつか製麺所併設のイートインでも戴いてみたい。こうしてリアルな旅の予定もどんどん積み重なっていく。今はその日を楽しみに、自宅にて想いを馳せることにする。
焼そばの果てしなき旅はまだまだ続きます。
【索引】焼きそばの果てしなき旅
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