2024年6月
今回は思いついたままの雑文となる。書こうとして色々と準備していた内容があったが、また別の機会に書くことにする。ここのところはアウトプット(楽曲や歌詞など音楽的なこと)が多くて、頭の中の引き出しが在庫少なめになっている。ならばインプットすれば良いと思われようが、そのインプットもこの歳になると一気に大量補填とはいかなくなる。本を読んでみているが昔ほどのスピードはなかなか出せないし、映画などもどうも気乗りがしない。それでも頭の空き容量は増えたと思うので、この夏はインプットを充実させたいと思っている。
もう4月末のことになるが、僕の大好きなマツバウンランの花を京都で見つけた。マツバウンランのことはこちらに書いた。
この小さな花にふと心奪われてからもう10年。日本の四季が何だかおかしなことになって来ている昨今、この帰化植物が僕にもうじき初夏だよと教えてくれるのだ。
この花に出逢えると心が落ち着く。ああ今年もまた逢えたんだとホッとするのである。端から見たら大したことではないのだろうけれど、僕にとっては大変に重要なひとときである。
急にこんな赤い花にも出逢う。こちらの花も僕が大好きなマツバギクである。最近このやたらめったらに赤いバージョンを目にすることが増えた。メタリックな紫色のが好きであるが、この赤いバージョンも好きである。
白いのもあるそうである。こちらはかなり暑くなってきても咲いているので、見つけやすいと思う。マツバウンランがアート・ガーファンクルならマツバギクはボストンと云ったところか。毎度毎度わけの判らない例えですみません。
北海道は知床の山林で見つけた小さな白い花。そこら中にいっぱい咲いていた。名前はわからない。知っている方、どうぞ教えてください。世の中知らないことだらけである。
たまにこうして緑に包まれると、またしても心が落ち着く。落ち着いてばかりである。静かではなかった。春ゼミのようなものの大合唱(唄でも声でもないのだけれど)が大音量でしゃあしゃあと響き渡る中、妙に安堵感を得られたのである。この辺りで飲んだ湧き水が大変に美味しかった。また飲みたいものである。
東京都内でも緑に包まれることは出来る。こちらは5月終わりの井の頭公園。快適な気温で、心が安らいだ。安らいでばかりではいられないが、若い頃に比べると安らぎが大量に必要となっていることが判った。これからもたっぷりと安らぎつつ、がんばろうと思う。
あじさいの花と思われているところが装飾花で、ガク片が変化したものであると云われても何だかピンと来ない。何だガク片って。真ん中で小さく密集しているのが真花である。花粉を運ぶ昆虫を呼び寄せるためにガク片が花のようになっているとのことであるが、そんなの誰が考えたのか。あじさい本人か。それとも誰かが「ガク片を変化させて花みたいにすると昆虫が来るよ」とアドバイスしたのか。じゃあ変化させてみるかと決めたのは誰なんだ。それを実行してみたのは誰なんだ。それをあじさい界に満遍なく行き渡らせたのはどう云う広報活動なのであろうか。あじさい集客のコツ・繁盛店の集客術みたいな本でも出ているのであろうか。世の中知らないことだらけである。今年の夏はそうしたことも考えてみたい。考えてもわからんか。ぼちぼちやります。そして減量するぞ。どさくさ紛れに宣言しておく。減量だ。やったるで。
末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫