見出し画像

焼きそばの果てしなき旅【その50】

焼きそばの記事、これで50回目となりました。ありがとうございます。元々が怠け者で飽きっぽくいい加減で雑な性格の僕が、たまにこうして粘り強く物事に対峙して試行錯誤を繰り返しその努力を厭わないことがある。それは僕がどうこうと云うよりも、その対象が魅力的で大きなものだったから続いたのだと考える。音楽もギターも怪獣も天丼も河童も、そして焼きそばも。そして僕の文章を読んでくださっている方々に心から感謝したい。どうもありがとうございます。これからもがんばります。

画像1

そう云えばクレイジーケンバンドのレコーディングがようやく終わって、ニュウアルバム『好きなんだよ』が完成した。精魂込めて制作に携わったクレイジーケンバンド初のカヴァーアルバム。数ヶ月にわたるレコーディング作業のプレッシャーから解放されたので、スッキリした気持ちで焼きそばを作る。近所のまいばすけっと(東京都と神奈川県に展開するイオン系小型食品スーパー・コンビニエンスストアくらいの規模)で入手の38円(税抜)の蒸し焼そば麺。以前にも使ったことがあるが、これで作ろう。

画像2

まずは野菜不足の日々を鑑みて、キャベツをいつもより5倍くらい多く入れて作ってみる。キャベツは炒める前に随分と入れたなと思っても炒めてしまうと見事にしぼんでしまう。これくらい入れてもきっと大丈夫だ。豚肉小間切れはいつもと同量くらい。少量パックの半分程度なのでまあ70〜80gと云ったところか。

画像15

久しぶりの自作ソース焼きそば。岩下の新生姜スライスとナルトを添えて。アルバム完成記念でまたこんなおめでたい脳天気なルックス。僕のウキウキ度合いが判ろうと云うもの。あれだけたっぷりあったキャベツも問題なく焼きそばの具として一致団結した。

画像15

おめでとうございます。ありがとうございます。イタダキマス。

画像15

ウマウマウー。ソースは我が家にいっぱいあるのをブレンドして使用。メインは富士宮まるも食品のやきそばソース。それに神戸のばらソースと岡山のたてソース、名古屋のコーミソースもブレンド。とても美味しく出来上がった。多めのキャベツがとても良い案配。これからはキャベツは惜しみなくたっぷり入れることに決定。葉脈の軸のちょっと固いところも薄くスライスしてあれば甘くて美味しい。薄くなくても食感のアクセントになるから良し。何よりも自分が美味しいモノを作れたと云う満足感が大きい。自己承認欲求とか云うんですか最近は。自分偉いとかも云うか。それはどうでもよろしい。自分の機嫌は自分で取ろう。それなんですけどね結局は。さあもっと自分の機嫌を取ってやろうではないか。

画像15

同じくまいばすけっとの38円の麺で作ったキムチ焼きそば。冷蔵庫に残っていたキムチと冷凍庫で小分けに冷凍してあった合挽肉を使用。挽肉を解凍してキムチと炒めて麺を入れて合わせ炒めて出来上がり。味付けに加えるのは少量の醤油とコショウのみ。ヒジョーに簡単。そしてヒジョーにウマイ。

画像15

キムチも惜しみなくたっぷり使う。キムチが若いか酸っぱいか、辛いかマイルドかによって出来上がりは毎度違うけれど、炒めちゃうから大外れはしない。いざとなれば肉もなくても良いか(今度検証する)。

画像15

ウマウマウー。キムチはたっぷり入れるに限る。作る度に発見があって勉強になる。挽肉入りも旨味がしっかり出てなかなか良い。自画自賛続きになるけれどウマイなぁ。ヒジョーにウマイ。そして僕は食べるだけでなく作るのも好きなのだ。いつかこの焼きそばをあなたに御馳走したい。世の中が落ち着いたら(今は滅茶苦茶)そんな機会を作れるだろうか。それを楽しみに今の制約だらけの生活を切り抜けようと思う。がんばるべし。

画像9

時系列はバラバラになってしまうけれど、肉のハナマサの5食焼そば塩のことも書こう。ソース味の方は【その49】で書いた。塩いってみよー。

画像14

まずは毎度お馴染み、具がキャベツだけバージョン。

画像15

ウマウマウー。ウマイのだけれどシーズニング粉末の塩味はかなり強い。こうしてストイックに具が少ないとちょっと塩気トゥーマッチのような気もする。具を足してみよう。

画像15

キャベツ、豚肉小間切れ、そしてチクワと具材を増やしてみた。岩下の新生姜スライスを添えて。イイと思います。イタダキマス。

画像15

ウマウマウー。これくらい具材を入れると味は丁度良い案配だと思う。塩味だと麺の味わいがとても良く判る。このキュッとしたストレート麺の良さは塩味の方が引き出されていると思う。かなーりウマイ。ところで土曜日のお昼はソース焼きそばに決まっているが、日曜日のブランチに塩味焼きそばと云うのはどうだろう。何だか日曜日っぽいんだよな。個人的感想です。

画像14

ふと大葉を使ってみることにした。塩味に何かプラスしたいと考えた結果が大葉。スパゲティバジリコ的考え方です。合わないわけがないとは思うのだけれどちゃんと検証すべし。

画像15

バジリコ焼きそば完成。相変わらずの脳天気仕上げ。大葉は盛り付けように少し取っておけば良かったと後悔。今度はそうしよう。

画像16

大葉だけでなく乾燥バジルもたっぷりと入れてみた。さあどうだ。

画像17

ウマウマウー。なかなかいいぞバジリコ焼きそば。とてもウマイと思う。ここで思ったのは大葉と乾燥バジルを混在させない方が香り的にも味的にももっとピントが絞れると云う点。今度はそこも細かく検証してみたい。まああまり研究や検証に熱を入れると人間の大型化に歯止めがかからないので程々にするつもりではいる。夏しか減量のチャンスはない。だけど体質的に夏バテをするどころか食欲が増すこともあるので厳重注意が必要だ。タイプミスをしたら玄樹宇宙と変換されたがこれは何かの啓示であろうか。何だそれ玄樹宇宙。シャルル玄樹ブール。室町時代の僧侶の名前にある。桂庵玄樹。元キンプリのメンバーにもおられるか。岩橋玄樹。彼はげんきと読むのだな。頭の中には世界樹とかユグドラシルとかそんなイメージが現れた。世界はもっとお互いを理解し認め合って恒久の平和に向けてその歩を進めることは出来ないのだろうか。すみませんどこに脱線したのだ。僕は今どこにいる。そんなわけで50回目も前後不覚のまま失礼する。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。クレイジーケンバンドのニュウアルバム『好きなんだよ』は2021年9月8日発売です。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫