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焼きそばの果てしなき旅【その48】

クレイジーケンバンドのアルバムレコーディングと半年以上ぶりのライブコンサートの準備で精も根も、いや全然尽きたりはしないけれど、なかなか文章を書いたり焼きそばを作ったりする時間が作れない。キンキュウやマンボウでお店に行って食べる機会も減っている。それでも心はいつも焼きそばの方を向いているのだ。だからふとしたところで焼きそばの文字を見ると矢も楯もたまらずゲットする。特にスーパーやコンビニの、調理パン売り場である。

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まずは㐧一パンのたっぷりやきそばパン。こちらはマイバスケットで発見したと記憶している。㐧一パンの㐧の字に関してはブログにも書いたが、第が旧字で㐧が新字。でも常用漢字表には含まれていない。第は人名に使えるが㐧は使えない。ATOK変換でなかなか出て来なかったので色々調べてみた次第。いつも使っている漢字のこともまだまだちゃんと知らないことが多い。生涯勉強だなと思う。

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アンパンカレーパン的クローズドタイプ。焼きそばパンで丸形は珍しい。

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ウマウマウー。ちゃんと焼きそばが入っている。焼きそばはどうやってパンの中に入れたんでしょうね。地下鉄の電車はどうやって地下に入れたんでしょうね考えると眠れなくなっちゃうとは春日三球・照代さんの漫才でしたね。若い人は知らないか。マヨネーズもたっぷり入っていてなかなか重いパンチの味わい。なかなかやるなお主。

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続いてはローソンストア100のVL(バリューライン)やきそばパン(神保町やきそばみかさ監修)。ローソンストア100は焼きそばパンの宝庫。以下に登場するものは全てローソンストア100でゲットしたものである。

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みかさっぽいルックスの平麺。お店で食べたことのある人は「なるほどねー」と思うかも知れない。

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ウマウマウー。味わいはお店で食べる程の濃厚さはないけれど、よくある焼きそばパンとは一線を画しているように思う。これを100円でやるとはなかなかの努力があったと考える。やるじゃないかVL。

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これは焼きそばではないけれどかなりクレイジーな油そば麺麭。やってくれるじゃないの。僕はローソンストア100のおにぎりのやらかしっぷりに心を奪われている。過去にあったのはかき揚げ・ナゲット・餃子とチャーハン・フィッシュタルタルフライ・イカフライ・イベリコ豚焼肉・とり天・親子丼風・ハンバーグ・メンチカツ・醤油ラーメン風・ビビンバ風・モダン焼き・たこ焼きそば飯・キーマカレー・ジャンバラヤ等々、列挙に暇がない。最近はちょっと大人しい感じのするおにぎりジャンルに対して、パン方面の方がぐりぐりと盛り上がっているように思う。

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油そば、と云うよりも白くマヨネーズみたいに見える箇所、それが油か。漢字で脂と書くと余計に凄みを増す。

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ウマウマウー。味わいはそんなに脂ぎってはいなかった。まあちょっとこってりかなと云う程度。でもやっぱり写真を見ると凄みがあるな。パン方面の探究はちょっとおっかない。

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ダブルカツ焼きそばロール。ダブルでカツで焼きそばでロールと来たもんだ。メンチカツ×チキンカツだそうな。この商品名がどうしても曲名に思えてしょうがないのは職業柄か。それともマジンガーZとかゲッターロボとかの必殺技コールの方が良いか。最近はわざわざ必殺技の名前云わないもんね。そこも時代性かな。いや、でも「壱ノ型 水面斬り」とか「領域展開」とかは云うね。そうかそうなのか(あまり深く考えるのはやめる)。

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ウマウマウー。ダブルカツパンと焼きそばパンのイイトコドリ。両方を同時に味わいたいなら両側から少しずつ食べるとよろしい(実験済み)。これまたなかなか重いパンチが印象的。カツのどっちがメンチでどっちがチキンだったのか解析ならず。またいつか試してみる。

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カレー焼きそば&マヨネーズコッペ。こちらは山崎製パンとVLのコラボ商品。パッケージ写真ではパンから焼きそばが溢れ出るくらいの迫力。写真はイメージですと書いてはあるが果たしてどんなか。

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溢れていない。真ん中に切り込みがあるので開いてみる。

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おおっ。こう来たか。四角い凹みのスペースに焼きそばとマヨネーズが詰められている。何か古代遺跡の石棺を開いた時のような(開いたことないですが)新鮮な驚きがあった。焼きそばは細かく切られていて何かそこに焼きそばである意義があるのかどうかと哲学的考察に陥りそうになる。あまりの驚きにカレー味だったかどうだったか記憶にないのだがウマウマウー。ちゃんと焼きそばパンだ。これが焼きそばパンの未来なのか。しかしまだ強者が控えていた。驚きに際限はない。

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マヨネーズ焼きそばパン。こちらも山崎製パンとVLのコラボ商品。

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トッピングにマヨネーズは見えても焼きそばは見えない。果たしてどう云うシステムになっているのだろうか。

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見よ。焼きそばの味がするペーストがマヨネーズの下にあったのだ。麺の存在は確認出来なかった。ペーストだ。宇宙食を思い出す。きっと宇宙食の焼きそばはこう云うペースト状であると考える。そしてちゃんとしっかり焼きそばの味がした。スゴイ。ウマウマウー。心は宇宙へ。2021年宇宙の旅だ。今回は宇宙空間からお届けしました焼きそばの果てしなき旅、如何でしたでしょうか。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。ライブもがんばります。

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫