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焼きそばの果てしなき旅【その64】

簡単なアイディアを簡単に実現してみる。簡単そうだけれども、いざやろうと思ってもなかなか出来ることでもない。でもやってみよう。アイディアの発端は東京は渋谷の『兆楽』のルース焼きそばだ。

兆楽のルース焼きそば

麺を焼いて、青椒肉絲を載せて、これでこのルース焼きそばに類したものが出来るのではないか。それをなるべく至極簡単に作れないものであろうか。ふと近所のセブンイレブンに冷凍の青椒肉絲(1人前パック)が売られていたのを思い出した。これで青椒肉絲は作らなくても良いではないか。電子レンジで解凍加熱数分で出来上がり。あとは麺を焼くだけだ。やろう。やってみよう。

用意したもの

用意した物は以上。セブンイレブンの青椒肉絲、蒸し焼そば麺、岩下の新生姜スライス。これでよかろう。一つだけこの時点での懸案事項。青椒肉絲はセブンイレブン、焼きそば麺はまいばすけっと、岩下の新生姜スライスはローソンと購入場所が全部違う。これが一気に揃わないのが懸案。ただ、こうしてアレはここで買ってコレはあそこで買ってとすれば、その分歩くので健康には多少はよろしいかとも思う。どれも近所だからそんなに歩数を稼ぐとまではいかないか。まあいいか。

セブンイレブンの青椒肉絲

1人前で電子レンジ調理で気軽にとは現代の世相が凝縮したようなプロダクツであると思う。利便性と風情はなかなか同居しづらいものだ。これもまあいいか。

まいばすけっとの蒸し焼そば麺

群馬県前橋市マック食品株式会社製の蒸し焼そば麺。税別38円。いつもお世話になっています。

麺を洗う

このところの必須作業。流水で麺を洗った。この一手間で美味しくなる。それが判っているならこの手間は惜しまない。洗おう。

麺を焼く

そんなにパリッパリになるまでは焼かないが、じっくり麺を焼く。これも美味しく作るポイント。ここまで来たらもう完成に程近い。麺に味付けはせずに、青椒肉絲を載せるだけとする。

青椒肉絲焼きそばセブンイレブンバージョン

青椒肉絲焼きそばセブンイレブンバージョンの出来上がり。簡単この上なし。これで美味しければバッチリなのではないか。

青椒肉絲焼きそばセブンイレブンバージョン

早速戴いてみることにする。さあどうだ。

青椒肉絲焼きそばセブンイレブンバージョン

ウマウマウー。こりゃウマイ。モチロン満点ではないけれど高得点であるとは思う。アイディア自画自賛。イイと思うんだけどなー。

青椒肉絲焼きそばセブンイレブンバージョン

ウマウマウー。1人前の青椒肉絲が思ったよりもコンパクトサイズで、もうちょっと欲しいかなとも思った。麺2玉に青椒肉絲3パックとかではどうか。今回はやらないけれどそうした配分もアリかと考える。色々と考えてはいるが考えているだけで終わることも多い。

ファミリーマートのチンジャオロース

ふとファミリーマートにも同じようなプロダクツがあることに思い至った。こちらの表記はカタカナのチンジャオロース。セブンイレブンより量はかなり多い。セブンイレブン106g、ファミリーマート164gである。これなら足りないと云うことはなかろう。

麺を焼く

麺を洗って、焼くところまでは同じ。あとは載せるだけ。

チンジャオロース焼きそばファミリーマートバージョン

チンジャオロース焼きそばファミリーマートバージョンの出来上がり。名前が長いな。いつも名前の長さとなどは気になってしまう。とある都内中華料理店(未訪問)では青椒肉絲焼きそばのことを「アオヤキ」と称するらしい。その省略のセンスは見事だと思う。近々訪問して「アオヤキ」コールを聞いてみたい。

チンジャオロース焼きそばファミリーマートバージョン

ピーマンの色はセブンの方がヴィヴィッドではある。こちらは質実剛健な感じ。味はどうか。戴いてみる。

チンジャオロース焼きそばファミリーマートバージョン

ウマウマウー。個人的感想ではあるが、焼きそばに合うのはこちらのファミリーマートのチンジャオロースだ。焼きそばに1玉に対して、このくらいのトッピングの量は欲しいところ。味も麺と合う。とてもウマイと思う。

チンジャオロース焼きそばファミリーマートバージョン

ウマウマウー。そしてファミリーマートの方には細切りタケノコがたっぷり入っているのもポイント。タケノコ好きの僕にはここもポイント高し。簡単でウマイ。でも作った感もそこそこにある。総合的満足度高得点。ちょっとした一手間でここまで美味しくなる。自画自賛ブラボー。あとはいつかちゃんと青椒肉絲を作って(とは云ってもクックドゥーとか使うとは思うけど)焼きそばに載せてみたいと思っている。でもこの路線は深入りしないようにします。焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。


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