見出し画像

焼きそばの果てしなき旅【その19】

東洋水産のマルちゃん3食入り焼そばシリーズ第2弾。たらこをご紹介した第1弾の記事はこちら。今回はお好みソース中華風をご紹介する。

画像1

まずはマルちゃん焼そば・お好みソース。パッケージにありますデーツ果汁とはナツメヤシの果汁のこと。ナツメとはまた違うらしい。ややこしや。ドライフルーツとしてはレーズンと並んで世界のトップ2とのこと。知らなんだ。焼きそばのパッケージにも未知の世界への扉は隠れている。

画像2

ソースは粉末ではなく液体。

画像3

液体ソースと表示してあります。

画像4

例によって具はキャベツだけにして作ってみた。液体ソースは混ぜてもムラにならないので作りやすい。

画像5

出来上がり。早速イタダキマス。

画像6

ウマウマウー。粉末ソースのあの独特な味わいに馴染めない方(かなりいらっしゃるようで)でもこれならストライクかも知れない。お好み焼きの濃厚で甘いソースを想像していたけれどもっとすっきりとしている。逆にあの甘さを求めるなら追いソースなどをすべし。そしてこの味ならもっと具を入れても良かろうと思い、肉も追加して作ってみた。

画像7

豚肉とキャベツ。紅生姜も忘れずに。

画像8

バッチリです。ウマウマウー。工夫をせずにピッタリ決まる。逆に云えばあまりアレンジの余地はない。あとはモヤシを足すとかそんな感じか。3人前を一挙に作る時などは粉末ソースよりこちらの液体ソースの方が扱い易いので試して戴きたい。

画像9

続いてはマルちゃん焼そば・中華風。広東とか上海とか色々なタイプの中華料理が知られている中で、ざっくりと中華風。日本で考える普遍的な中華風。色々と思うところはあるけれど、とにかく食べてみよう。

画像10

こちらもソースは液体ソース。粉末にするか液体にするかの閾値、その判断はどこにあるのだろうか。

画像11

例によってまずは具はキャベツだけで作った。色合い的にはなるほど中華風か。

画像12

写真はちょっとピンボケ。でもウマウマウー。なるほど中華風だ。どこがどう中華風なのかと自分なりに分析するとやはり胡麻油の香りの在処なのだと思う。オイスターソースと云う要素もあるけれど、胡麻油のまとめ力と云うかリーダーシップと云うかその威力は絶大だ。そして甘い辛いを押しのけての旨味センター主義。センターであってもリーダーではないのだから複雑なのだけれどそこはクレイジーキャッツでもドリフターズでもJ・ガイルス・バンドでも構造は同じ。さてパッケージにある出来上がり写真に「ああこれは」と思うアイテムがあったので次はそれを入れてみた。

画像13

キクラゲです。たっぷりと入れてみた。ひっそりお肉も入れた。

画像14

キクラゲの入った料理を何人かで取り分ける時に秘かにキクラゲ争奪戦が行われることがある。自分の取り分けにキクラゲが多いととても得をした気持ちになるのはどうしてだろう。逆にキクラゲが少ないと自分はキクラゲに相応しくない人間なのだと感じて哀しくなる。そしてキクラゲが皆無だと「なんだよ俺のにもキクラゲ入れてくれよ」と局地戦が勃発することとなる。キクラゲの根は深い。でもキクラゲはキノコの仲間なので根はない。時折キクラゲはキノコだと知らない人もいるのでこの機会に確認して戴きたい。

画像15

ウマウマウー。具だくさんでもソースの味わいはぼんやりしたりしない。むしろその包容力に驚くこととなる。やるじゃないか中華風。基本的に穏やかな味わいなのでまだまだ応用が利くと思う。次は玉子を使ってみた。

画像17

具はキャベツと玉子。出来上がり寸前のフライパン(最近は中華鍋を使っているが)に玉子を割り入れてちょっと火を通してちゃっちゃと盛り付けて出来上がり。紅生姜も添えて。ビジュアルもオーケー。

画像17

これまたウマウマウー。玉子の風味で更にまろやかに。なぜ目玉焼きトッピングにしなかったか等、玉子の参加方法についてはまた次回以降にも言及する。そして中華味にはまだまだアレンジの可能性があると感じた。いつかまたその成果をご披露出来たらと思う。今回はここまで。また次回。

画像18

焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。

【索引】焼きそばの果てしなき旅

末永くがんばりますのでご支援よろしくお願い致します♫