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焼きそばの果てしなき旅【その40】

焼きそばの記事もこれで40回目となった。40回もやったのかと云う気持ちも、まだ40回なのかと云う気持ちもある。40回目だから特別なことをしようかとも考えたが、50回目の方が切りが良いのでそちらにする。今回は近所のスーパーマーケットやコンビニなどで手に入る焼きそばをご紹介することにする。

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まずはローソンで売っている3食焼そば。YAKISOBAのアルファベット表記がちょっとオシャレな感じがする。中国語表記も韓国語表記もあってインターナショナルだ。

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中は普通に蒸し麺と粉末ソースだ。まずはシンプルに作ってみよう。

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お馴染みの具がキャベツだけバージョン。キャベツは予めざく切りにして保存袋に入れて冷蔵庫にしまってある。焼きそばを作りたいと思った時にすぐにを作れるようにだ。用意周到。そこまでではないか。

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ウマウマウー。粉末ソースの味わいが他社製品よりもぐっと優しい味のように思える。麺の具合もソースにピッタリでこれはなかなか良い。キャベツだけでもとてもウマイけれど、具だくさんバージョンも作ってみよう。

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豚肉キャベツもやし入りバージョン。青海苔と岩下の新生姜スライスも忘れずに。実は家の近所のローソンにはこの3食焼そばと岩下の新生姜スライスが並べて売られている。なかなか気の利いたローソンだと思っている。最近の僕はこの岩下の新生姜スライスがないと大変に物足りないと思うような人間になっている。

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ボリュームも出てグラマラス。最近はちょっともやしも偉いのだと思い始めている。キャベツだけか、オールスターか、きっとどちらかなのだ。音楽もきっとそうだ。超シンプルか超ゴージャスか。あまり行き当たりばったりに物事を語るときっと自分の首を絞めるのでこの辺にしておく。

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ウマウマウー。いやこれはウマイ。味付けは肉や野菜を炒める時に軽く塩コショウをするだけで、あとは付属の粉末ソースだけ。あっさりとした味わい。これでいいのだろう。青海苔も岩下の新生姜もグッジョブ。フツーを愛でよ、と僕はいつも思う。何となく皆の思惑や想像が一致する感じのフツー。100点満点中、アベレージで70点とかそこいら。突出した何かはないけれど不足もない。それこそが愛すべきところなのではないかなと考えるのだけれど如何だろうか。そしてその70点を72点とか73点にするちょっとした地道な工夫とか丁寧なあしらいとかもかなりステキなのではないかとも考える。取り留めがなくなってきたのでこれもこの辺で矛先を納めよう。

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続いてはお馴染み熊本県熊本市の五木食品による日田風焼きそば。売り文句は大変に多い。「もやしで作る!!」「フライパン一つで作れる!」「クセになるスパイシーソース付き」「もやし 豚肉 ねぎで手軽においしく!!」と売り込みが激しい。そしてこれも売り文句にすると良いと思うのが、常温保存可能であると云うこと。チルドの焼きそばは複数個あると冷蔵庫のかなりのスペースを占めることになる。だからなかなか買い置きが出来ないのであるが(しちゃうんですけどね)、これなら買い置きが出来て便利だと思うのだが如何だろうか。

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真空パックされている麺と液体ソース。これが常温保存の秘訣。

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自社開発を強く訴えかけておられる。良いことだと思う。

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豚肉を炒めたところに麺を入れて焼き付ける。焼けてくると麺もほぐれてくるので気長に待つ。どうしても箸を入れてぐひぐひとほぐしてしまいたい気持ちに苛まれるがここが我慢のしどころ。説明書きに我慢しろとまでは記されていないがきっとそう云うことだ。テレパシーでわかる。

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もやしと細ネギを投入してソースを加えて出来上がり。急いでいる時は他のヤツを作った方がよかろう。

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出来上がり。パッケージの写真よりは色のコントラストが濃いがまあ良いだろう。この時は紅生姜も岩下の新生姜もを切らしていたのでナシで。切らしてはいけないな。反省する。

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これがなかなか良い匂いがする。さあ戴こう。

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ウマウマウー。濃厚なのだけれど、これがソースと云うよりも少し醤油寄りの味わいでなかなかウマイ。麺のちょっとソフトな感じとも相俟って完成度高し。やるじゃないか自社開発。やはりこの細ネギが味わいのキモで、これがないとちょっと物足りなく感じるであろう。ああこれはもしかしたらご飯のおかずになる焼きそばなのではないだろうか。いつかやってみようと固く心に誓うのであった。

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そしてこちらも五木食品製、上海焼きそば。やはり常温保存可能。謳い文句は大体同じだけれど、こちらはオイスターソースで、野菜にニラである。具を入れて作ってねと優しいながらも強い意志を感じる。これもテレパシー受信。具材を揃えるのが「手軽」に思えないずぼらな人間なのでしっかりやらねば。

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出来上がり。これもやはり麺がほぐれるまでフライパンで気長に焼き付けるタイプ。もっとカリカリに焼ける部分もあっても良いかと思うが、また時間がある時にしよう。

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最近ではスーパーでカットしたニラともやしが一つにパックされている商品などもみかけるけれど、そこはまあ別々に用意しました。もやしの根切りがなかなか根性が要る地道な作業で、暗くて重くてテンポの遅いヘヴィメタルが聴きたくなる。やはりPallbearerがもやしに合うと思う。

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ウマウマウー。これもまたオイスターソースと云うよりも醤油っぽい味わいがするのは自社開発の一つの傾向であろうか。きっとご飯にも合うだろう。味噌汁も用意した方が良かろう。何の味噌汁にしようか。僕が一番好きなのはキャベツの味噌汁である。キャベツだけでイイ。気を利かせて余計なものを入れるのはやめて欲しい。豚肉と玉ねぎの味噌汁も好きだ。その場合おかずが要らない。豚肉ともやしの味噌汁もイイ。複数の具は二つまで。大根千六本の味噌汁もスバラシイ。ジャガイモならジャガイモだけ。ワカメならワカメだけ。豆腐なら豆腐だけ。油揚げはネギを入れても可。アサリ、シジミ、貝類の味噌汁も大好物。具はシンプルでありたい。そして味噌は、なんてこれ以上続けると味噌汁の果てしなき旅になってしまうので(これもきっと果てしない)今日はこの辺で。脱線したまま終わりですみません。

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焼きそばの果てしなき旅はまだまだ続きます。

【索引】焼きそばの果てしなき旅

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