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怪しい少年少女博物館
先日ドライブ兼ちょっとした羽休めで伊豆高原の老舗旅館に一泊してきたのですが、休むことが目的だったので観光したい場所などは特に調べず車を走らせていたところ、思わず二度見してしまった施設がこちら。
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「怪しい少年少女博物館」。
うわぁ、、こじらせてるゥ〜。が第一印象だったのですが、興味を惹かれないわけはなく、ほかに用事がなく寧ろ時間は持て余していたこともあり、見学することにしました。実際は博物館ではなく、ただヤベェ奴の家だったらどうしよう…という不安もありましたが、ちゃんと博物館でした。
怪しい少年少女博物館
開館時間 午前9時~午後5時(ご入館は30分前まで)
入館料 大人1,000円/小・中学生600円
住所 〒413-0231 静岡県伊東市富戸街道下1029-64
電話番号 0557-51-8800
休館日 年中無休
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実態はというと、昔懐かしい玩具や生活雑貨、フィギュアやファッションなどをテーマにした展示施設でした。
それほど大きくはない施設ですが、モノひとつひとつのサイズは小さめなこともあり、その展示点数は数えきれないというより「おびただしい」が相応しく、とにかく圧倒的な物量で視覚からのまれていきます。
ちなみに写真撮影はご自由にとのこと。
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40代の自分がかろうじて分かる懐かしさを覚えるものもあれば、特に説明らしき掲示などは無いので「一体何を見せられているのだ…??」と不安を覚えるものも山ほど。フィギュアの数は圧巻です。いまだったらもう販売できんだろ、というような破廉恥でお下品なおもちゃもずらり。
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なんとなくのテーマごとに展示はされているものの、カテゴライズが難しかったりするものは整理することを諦めたのか(笑)ゴチャ混ぜの状態になっており、カオスそのもの。
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インプットの許容量を超えた私は若干の恐怖に駆られはじめていましたが、ファミリーコンピュータ × スーパーマリオブラザーズ × ブラウン管テレビという三種の神器のような組み合わせには涙腺がゆるみかけました。もちろんプレイすることも出来てカセットを別のゲームに交換することも自由。スーパーマリオでかろうじて平常心を保つことが出来ました。
錆びるのであまりやってはいけないらしいのですが、カセットふぅふぅを楽しむ来館者もいてほっこり。
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また、博物館の奥には「怪しい夜の学校」と銘打ったちいさなお化け屋敷も併設されています。
これがまた昔懐かしい古風なお化け屋敷で、通路が人一人通れるかという狭くて暗い構造がすでに怖く、揺れや風など4DX的な(だけど悔しいほどにコテコテの)演出もあり、おじさん普通に無様な声をあげることになりました。
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受付係のおじさんに話を伺うことが出来たのですが、元はといえばデータハウスという出版社が、抱えていた資料や閉園したテーマパークから引き取った展示物をかき集めて開設に至った博物館とのこと。
興味の無い人にはまったく刺さらないでしょうし、自分もリピートすることがあるかと聞かれれば無いかもですが、変なもの・可笑しなもの・カルト的なもの・サブカルチャーなどにどこか引っかかりを覚える方は旅の怪しい思い出として訪問してみるのも一興だと思いますよ。
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