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<アルコール依存>×<借金>の克服体験記#5 お酒を飲むようになったワケ②

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※個人情報が含むものは一部改変して記載しております。

前回の記事で留学でお酒を飲む習慣ができたことを書きました。

この時期を<覚醒期>と命名しましょう。

私のお酒ズブズブから回復の段階は
大きく分けてこちらの7段階

1. 覚醒期
2. 蛇行期
3. 負のスパイラル期
4. トラブル勃発期
5. ドン底期
6. 寛解期
7. 現在

命名は、当時起こった出来事をふりかえって適当につけました笑

さて、では今回は<蛇行期>です。

留学から帰ってきて、大学に復学。
大学卒業後に大学院へ進学しました。

その頃、実家でちょっとしたトラブルがありまして、
実家を出て一人暮らししなければいけなくなりました。

資金的な援助は少しありましたが
あまり期待もできなかったので奨学金を借りていました。

大学生のときからも借りていましたが、
一人暮らし用の生活費もないといけなかったので、
毎月の貸与額の増額申請をしました。

研究が忙しかったので、アルバイトはあまりしていませんでした。

「学生のうちは借りるのはしょうがない」
「社会人になってから返せばいいし」
「最悪、副業アルバイトでもして返そう」

と思っていました。
今思うと、もっとアルバイトを頑張るとかすればよかったと思います。

これに加えて、私が進学した分野はニッチといいますか、
一般企業の就職にはほぼ生かせないかなという分野です。

本当にやりたかったことだったので、
進学したこと自体は後悔していないのですが、
・お金の不安
・就職先への不安
を常に抱えながら大学院生活を送っていました。

大学院は同じ学科の研究室があり、
そこでみんなで飲んだり、大学の外で飲んだりすることもありました。

この頃あたりからですかね、
「もしかして、自分、"酒癖あんまりよくないのかな…"」
と思い始めたのが。

いや、正確には、
脳ではそう認識していたけど認めていなかった、になりますね。

お酒が入ってくると調子に乗って、
余計なことをペラペラ話しちゃってたんですよね…
悪口とか下ネタとか…

今、思い返すとイタイ…イタすぎるよ…泣!!
そして、当時一緒に飲みつきあってくれた皆様、
申し訳ございませんでした!!!!

留学時代に飲んでいたときと違って
将来に対する「不安」とか「焦り」が大きかったんですよね。

あとは、個人的なネタになりますが、
早いうちに両親が亡くなってまして、他の兄弟や親せきとも疎遠だったので、頼れる人がいなかった、というのも焦りを増長させていたと思います。

大学院を卒業しても進路が決まらなかった生きていくすべがない!
みたいな。

負の感情を打ち消すためのお酒は、悪い結果しか生まない

今ではそう断言できます。

この大学院の時代から、負の感情をごまかすためにお酒を飲む、という行為を始めた気がします。

そして、卒業後になんとか就職できた先で
さらにストレスがたまり、お酒が進むようになるのです。。。

次回へ続く。



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