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記事一覧
いつも誰もが孤独を抱えている(『PHPスペシャル』2016年3月号初出)
※このエッセイは、『PHPスペシャル』2016年3月号初出(2月10日発売)特集「ひとりを楽しむ」に寄稿したものです。
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「孤独」はけっしてなくならない。誰の体の中にも、孤独はいつも転がっている。 でも、孤独を知っているからこそ、誰かがそばにいることがわかる。
孤独を知っているからこそ、自分が自分でいられる。 ひとりでいることは、怖くない。
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孤独を異様に恐れる人と、さし
空気の読めない人に救われることもある(『PHPスペシャル』「一緒にいて疲れる人、楽しい人」特集寄稿エッセイ)
※このエッセイは『PHPスペシャル』「一緒にいて疲れる人、楽しい人」特集(2015年6月)に寄稿した記事です。(編集部への許可は取得済み)
人に好かれるためのマニュアルは世の中に山と溢れているけれど、私はこの人間関係という分野ほど、マニュアルどおりにいかないものは無いのではないかと思う。
知り合いに犬も避けて通るほどのドMの経営者がいる。彼は先日交際一ヶ月弱という超速スピードで、合コンで出
心の中の王子様―私の『少女革命ウテナ』考(小説すばる『Ohマイアイドル』寄稿)
アイドルを、「心の中に何度も去来する、惹かれてやまないイメージ」とするならば、私にとってのアイドルは、まちがいなく「少女革命ウテナ」の天上ウテナである。
もっとみる【天使鼎談】Webコンテンツメーカーが語る「創造力」の育て方―ヒビノケイコ×小野美由紀×イケダハヤト(小野文末コメント付き)
昨年の12月にイケダハヤトさんが住まう高知を尋ね、そこで「ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。」を運営するヒビノケイコさんと鼎談させていただきました。
テーマは「WEB時代の創作」について。
イケダハヤトさんも、ヒビノケイコさんも、Webでコンテンツを作ることにそれぞれ異なる楽しさを見いだしている方々だけあり、非常に濃い鼎談となりました。
【INDEX】(全19000字、小野コメン
住まいに潜む物語 第一回 孤高のキッチン
※このエッセイは以前「cawcamo」さんに掲載させていただいたコラムの転載です。(2015年4月初出)
キッチンに立つ男というのは、なんてセクシーなんだろう。
相手の素の顔を見た、と思うのは、高級レストランでワインを傾ける瞬間でも、スポーツ観戦に付き合って、子供のように喜ぶ様を横目で眺めるときでもなく、素足でキッチンの前に立つ、あの姿を見たときだ。