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娘の林間保育

年長になった娘が、お泊まり保育へ行った。

行けて良かったな。でも、少しざわざわする。何でだろう。娘が生まれてすぐ低体重と黄疸でNICUへ救急搬送されたことを、身体が記憶しているのかも知れない。病室で聞いたサイレンが頭にずっと残っている。産後すぐ別の病院になってしまって、カイザーだったけど初乳を届けに退院するまで毎日タクシーで会いに行った。

そんなことがあり、娘には大きくなるよう…でも、軽やかに人生が進めるよう願いを込めて私が名付けた。春に生まれた、陽だまりのような子。

持って生まれた使命かのように、人を笑顔にできる娘に育った。毎日お笑い番組を観て研究している。娘が居ないと、家が静かだ。兄は、妹が居なくて寂しいと言っていた。同じ目線で成長し合える存在。私は1人っ子だから、子どもは2人は居た方が良いなと考えていた。少し羨ましくもある。お迎え行くのが楽しみだと今か今かと待ち構えていた兄。

林間保育の様子を先生が記録してくれていたので、様子を見ることができた。ちょっとした肝試しスポット以外は、とっても満喫しているのが表情から分かる。

お迎えに行ったら、にこにこ元気だった。なんだかより一層可愛くなって帰って来た。お買い物して来てくれた野菜や果物は、調理してほぼ胃の中へ。

行けて良かった。と、同時に、年長で大事な行事がどんどん終わっていく。次は運動会にお祭りに…目白押し。この目に焼き付きたいと思う。

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