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暗い人生の淵にいても。



毎朝

子供のお弁当をつくるときに

源くんの音を静かに低めに流す。

わたしは

生きていくことに漠然と不安を

感じることが多く

特に朝はいつも絶望と憂鬱の中にいて。

そのたびに

源くんの歌を聴きながら

体を動かしていると

光に向かうことができる。

薬のように心に効いて

日々を生きていく勇気をもらう。


源くんは地獄を知っているからかな。


ライトハウスの曲たちは

どんな曲調のものも

暗い暗い人生の淵の味がする。

だからすごくほっとする。

源くんの好きな音は私も好きな音。

源くんの言葉はわたしを掬う言葉。

暗い暗い淵に座り込んでいる

みんなに届く歌。




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