マリオネットかプラグインオブジェクトか その2

以前書いた

では、シンプルなマリオネットオブジェクト(MO)が良さそう、という結論に達したのですが、実際出来たものを使ってみると、

・MOを操作した後のアンドゥーの際にVectorworksが落ちることがよくある。
・バグがあったりコードを書き換えたりすると、それまでに配置した全てのMOを新しいのに置き換える必要がある。
・配置する際にコピペ+移動という作業が必要で手間がかかる。
・若干動きが重そう。

など、いろいろと調子の悪い部分が出てきました。

頻繁に使うにはどれも致命的な欠点です。

なので、結局全てプラグインオブジェクトに置き換えることにしました。

上の欠点は全て改善されたように思います。他のPCで環境を揃えるにはプラグインをVectorWorksに入れ直さないといけない、というデメリットはありますが、その作業自体は一時の手間です。普段の使い勝手を優先すると、プラグインオブジェクトの方が良い、というように考えが変わりました。

そうなるとMOの存在価値はどこにあるか分からなくなってきますね。(初心者はコードをビジュアルで理解できるので分かりやすい、というのはあるかも知れませんが、vectorscriptなりpythonなり勉強したほうがメリットは大きそうです。)

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