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VECTORWORKS 覚え書き

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VECTORWORKSをFUNDAMENTALSからArchitectに変え、BIM化へと試行錯誤した内容のメモ。
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ビューポートでメリハリのある展開図を表現するための試行錯誤(シートレイヤ)

線の太さでメリハリをつけるのが基本学校を卒業したあと、初めて勤めたアトリエ系の事務所では、線の太さにメリハリをつけることをみっちり仕込まれました。 入ってすぐに担当した住宅では、CADどころかドラフターすら禁止で、すべての図面をフリーハンドで書くように指導されたのは、今では良い思い出。 人によって、また、図面の目的によっていろいろ流儀があるかと思いますが、単純化すると、 (1)断面としてカットしたもの(の輪郭)は太い線ではっきりと。 (2)見え掛かりのうち、物体と空気の

Vectorworks版Ladybugツール v0.3.0公開。LB,HB関連ほぼコンプリート!

ようやく、LB,HB関連ほぼコンプリートしたので、v0.3.0としてアップしました。 テスト数が少ないのでうまくいくか分かりませんが、インストールもかなり簡略化していますし、ある程度の設定が自動でなされるようになったのでとっつきやすくなったのではと思います。 たぶん、全371ノードのうちの361ノード。奇特な1,2名の方にお手伝いいただいて何とかここまで来ました。 たぶんバグはいろいろ残ってると思いますので、ぼちぼち対応していきたいと思います。 いやー、大変だった・・

Vectorworks版Ladybugツール v0.1.0-beta 公開

以前から取り組んでいたVectorworks版Ladybugツールがある程度動いたのでベータ版を公開します。 環境によっては動かないこともあるようですので順次アップデートして行く予定です。 上記のgithubサイトから最新版をダウンロードしてください。 VW2022とVW2018版をアップしていますが、VW2018版は未検証です。 インストール方法などは同梱のHowToInstallを御覧ください。 また、動いたよ!やエラー報告をもらえると嬉しいです。(この記事のコ

Vectorworks版Ladybugツール 風配図・太陽軌跡・日射解析

RhinoのGrasshopperでLadybugツールを利用して環境シミュレーションをいろいろ試していました。 このツールはベースはpythonで作られており、おそらく他のCADでの利用も見越して、Rhinoの図形を扱う部分とメインの計算部分が明確に切り分けれられています。 Vectorworksにもマリオネットが搭載されており、pythonも扱えることからこちらでも使えるようにできないかと試行錯誤中です。 まだ試作段階ですが、とりあえずは動くようになった風配図・太陽

選択図形の特定のパラメータを一括で揃える

2D図形の基準面が設定がスクリーンとレイヤとが混在してしまって、モデリングの下書きに使えなかったり、3D図形の「断面ビューポートで構造用図形として扱う」のチェックを入れ忘れてビューポートでの表示が崩れたりしてしまって、これらを一括で設定できれば、と思う場面はないでしょうか。 僕はしょっちゅうあって、まとめて選択して設定すれば良いんだけど、選択図形の中に他の種類の図形が混じっていたり、グループ内の図形まで設定できなかったりで、手間取ることが多いです。 そういうときはスクリプ

複数の3D図形を同じ図形でまとめて削り取る

モデリングをしていて、例えば、ルーバーやデッキ材など、複数配列した3D図形をある形状に沿ってまとめて削り取りたい、あるいは、異なるクラスが割り当てられた複数の図形にまとめて穴を空けたい、という場面が時々あるのですが、そんな時に考えられる操作は、 (1)2D図形の段階で複数配列→切り欠きをしてから柱状体にする。(もしくは柱状体の2次元図形を後から切り欠く) (2)複数の3D図形を一度合成(噛み合わせる)して一つの図形にしてから削り取る。 (3)削り取る図形を複製して、一つ

複数のオブジェクトにランダムにクラスを割り当てるマリオネット

外壁のパターンを作成するために、ランダムにクラスを割り当てるマリオネットを作ってみました。(マリオネットと言ってもほとんどコード直打ちですが) 乱数の代わりに以前使った間欠カオス法を使っています。 パラメーターとしては ・グループ名 CalssSet - Group というレコードフォーマットを作成して、クラスを割り当てたいすべてのオブジェクトに同じ名前を割り当てておきます。実行時には同じ名前のオブジェクトに対してクラスが割り当てられます。 「南面」「北面」など異なる名

建具表を一括作成するツールをつくってみた

これまで建具表は、こんな感じで、レコードフォーマットとデータタグを使って、クリップキューブでビューポートを作成することで作成していました。 このページは僕のnoteで展開図の次にアクセスが多くて、建具表をどう作図するかは関心が高いテーマのようです。 この方法も、以前に比べれば格段に簡単になったのですが、もっと建具表の作成手間を減らしたいとずっと思っていたのですが、アイデアが浮かんだのでつくってみました。 建具表パーツツール機能は単純で、建具符号を入力すると、その符号を持

プラグイン等置き場

作成したプラグイン等を置いておきます。 もしかしたら、バグが残っていたりするかもしれませんが、ご了承ください。 感想等いただけるとありがたいです。 置き場置き場はGithubに移行しました。 下記より適宜ダウンロードしてください。 https://github.com/onokennote/VectorworksTools プラグインの入れ方ダウンロードした.vsoファイル又は.vsmファイルをVectorworksのPlug-insフォルダに入れます。 その後、

「垂木・野地板等ツール」と「片流れ屋根一括ツール」をつくってみた

垂木・野地板等ツール勾配のついた垂木や野地板等を、水平投影のアウトラインを描けば一括で作成できるようなものがあれば、と思いつくってみました。 同じツールで「垂木モード」「勾配柱状体」「破風板状」の3つのモードを切り替えられるように。(ネーミングは適当) 動作はこんな感じ。 (この時は、破風板等を、勾配柱状体同士の切り欠きで作成してましたが、新しくモードをつくりました。) パラメーターをいくつか説明すると、 基準点・・・配置している基準点は移動可能で、垂木の並びの基準

スクリプトで「断面ビューポートで構造用図形として扱う」を設定する方法。

自前の木造用ツールでモデリングをしていて、構造材が断面ビューポートで構造用図形として扱われていないことに気づいたのですが、割と初期のころに対応したつもりが該当するコードが見当たりません。 以前、うまくいったのかどうかも思い出せず、改めて設定することに。 VS:Function Reference Appendix エディタで条件設定することで、「断面ビューポートで構造用図形として扱う」は'asStructure'というパラメーターに対応するということまでは突きとめたのです

メモ:DXF変換すると断面ビューポートのクロップ設定がおかしくなるときの対処案

断面ビューポートのあるシートレイヤをDXF変換しようとするとクロップ設定がおかしくなる今は、展開図を断面ビューポートで作成しているのですが、 例えば、上の画像のように、クロップ設定したビューポートのあるシートレイヤをDXFで取り出そうとすると、クロップ枠の設定がうまく反映されず、余計な線が残ってしまい使えません。 スキップしたプランを、異なるレベルの複数の水平断面ビューポートをクロップして重ねることで、一枚の図面に表現することも多いのですが、それをDXF変換する時もうまく

メモ:外部ファイル参照と天井伏図

仕事に忙殺されてかなり長い間、何も読んだり書いたりする余裕がなかったのですが、それはあんまり良い状態ではないので、リハビリ的になんか書いてみる。 とりあえず、いつもやり方を忘れて、twitterを検索したりしないと思い出せない2点のメモ。 1つ目。 外部ファイル参照をデザインレイヤに外部ファイルの図形等をファイル参照で呼び出そうとして、いつもやり方が分からなくなる。 他にもやり方があるかもしれませんが、 ビューポートを作成 → 作成するレイヤでデザインレイヤを選ぶ

フォルダ内の画像からまとめて複数の添景をつくるプラグインメニューをつくってみた

添景を大量に作るのは大変とある案件で人物添景が必要になり、某有名サイトさんの添景画像をダウンロードさせていただいたのですが、これを一つ一つベクターワークスの添景にしていくのはなかなか大変です。 上の記事のときも植栽を添景にするのにかなり時間がかかりました。 一つの添景をつくるために、9クリックほどの同じ作業を繰り返す必要がありますが、繰り返し作業はプログラムにさせるべし、とプラグインをつくってみました。 プラグイン化するのもなかなか大変だったまず、vectorscrip