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身体がお知らせしてくれたこと⑤

書こう書こうサギーーー!やっとこ続きを書く気になりました笑

「汎発性脱毛症」とは

円形脱毛症、の中の1つの型で一番症状が進んだ状態のこと。

汎発(ばんぱつ)型
さらに症状が進行し、頭髪はもとより、眉毛、まつ毛、体毛など全身全ての毛が抜け落ちてしまうタイプ
円形脱毛症の中では最も重度なタイプ。 全頭型と同じく、治療が長期に渡る場合が多いため、こちらも同様に、治療の継続とともにウィッグ(かつら)などを活用して、円形脱毛症と上手につきあう工夫が必要。

ちなみに脱毛症は近親者に罹患した経験がある場合、その発症の率は罹患経験がないのと比較すると50%の確率でなる可能性があるらしい。私の場合は母がまだ20代の頃、ストレス性による全頭脱毛を経験しているので元々なる可能性は高かった、んだと思う。

そしてこの脱毛症は「自己免疫疾患」の1種ということ。なぜ脱毛したかを簡単に書くと出産、そして産後の体の変化により自己免疫が誤作動を起こして「全身の毛」が敵だとみなされて免疫が発動→攻撃→脱毛

という感じ。

なので今世の中的に『免疫力は高い方がいい!!!』と言い易いけれどこの経験後は「適した免疫力を体にもとう」と私は言うようになった。もちろん低い、ということはそのほかにいろんな症状が出てしまうし流行に乗りやすくなってしまうので。

治療法に関しては現在のところは保険適用外であり、当時先生がおっしゃったことは「現在ある治療をしたとしても、発毛が期待される確率は6割」ということだった。その時の治療内容は頭皮にかぶれを起こしてそのかぶれを修復する方に免疫の矛先を向けること。そうすることで毛を脱毛させることをブロックする方法。そして、そのかぶれによる症状を緩和するためにステロイドを服用すること、も加えられる。

いつまで続くか分からない治療、そして服薬。しばらく考えました。その様子を見ていた先生は

「脱毛症の場合、待つ、ということも立派な治療法の1つだと私は考えているんです。」と言ってくれた。その言葉を聞いて、私は


「待つ」


を選択することに決めた。家族はシンプルに受け入れてくれて、息子は髪の毛がない私の姿の方が当たり前で今までと変わらず受け止めてくれた。我ながら私の家族っていいなと心から思う。

待つ、ことを決めた私だがただ待っているだけには留まらず、次は「なぜ、このような免疫誤作動が生じたのか?自分の身体に何が起きているのか」の理由が知りたく栄養外来へ。より精密な検査を受けることになる。




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