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救急病院の夜 #呑みながら書きました

こんばんは。
「#呑みながら書きました」前々回ぶり(たぶん)に参加させていただきます!

今、は、赤ワインの小っちゃいボトルとをラッパ飲みしてます。アテはスルメです。うまい。

すごく書きたい、というか、誰かに聞いてほしいことがあるので書きます。ちょっと長くなるかも。

この前、ケガをして、初めて」夜間救急病院に行きました。
恐ろしいほどいろんなことが起こって、きゃぱい、になったので誰か聞いてください。(きゃぱいは昨日覚えた。今後はもう使わない気がする)

その日は、昼間不動産屋さんに行って部屋の更新手続きをした。
「なにか困ってることはありませんか?」と聞かれたので「床がたわんでるんですよねー」と言った。ら、早急に大家さんに連絡します、ということになった。

帰宅して、お腹が空いたなーと思い、冷凍dしてあったマフィンを食べることにした。
ジャムは三で、挟んで食べよう!!と意気込んで、おろしたてのパン切り包丁でジャカジャカ切ってたら、勢い余って、左手の指まで切ってしまった。

あ、て思ってるうちに血がでてきて、ちょっと見たことないくらいの量だったので焦り、とれあえず水で流してたらシンクが血まみれになり、
え、これやばくない?けっこうやばくない?と一人でわたわたした。

あと私貧血で、鉄材、鉄剤とかサプリとか飲んでるから、血がもったいないなあと思ってシンクを見てた。

ぜんぜん止まらなくて「包丁 傷 対処」とかで検索したらティッシュで押さえてぎゅーてしてれば15分くらいで止まるって書いてあったから、そのとおりにしたけど15分経っても止まらない。
抑えてる手が痛くなってきたのでちぃっ首のティッシュの上から包帯でぐるぐる巻きにして一息ついたら、玄関のインターホンが鳴った。

ドアを開けると、大家さんがドリル?を持って立っていた。床の件である。
たわんでるとこ見せてください、と言われたので案内すると、jあー、これは床剥がしてやり直さないとですね、ということだった。
応急処置しときます、と言った大家さんは、なんのためらいもなく床をネジ?でとめはじめた。
え、そんなかんじなんだ・・・と思いながら見守り、そして帰って行く大家さんを見送った。

これがその床。

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そろそろ血とまったかな?と思って包帯をあけたとたん、だらだら流れ落ちてくる血液。もったいな。
きつく縛ってるせいで指は紫になってるのに、出血の勢いはかわらない。

さすがにこれは病院行かないとダメなやつかもしれん、と思い、病院を探すもなかなか見つからない。はじめて#7119にもかけてみたけど繋がらなかった。

手あたり次第に電話かけてるうちに受信先が受診先が見つかり、「止血したまま、心臓より高い位置にして来てください」という指示通りに、左手を小さく挙手のポーズで病院にむかった。わりと視線をかんじた。気のせいかもしれないけど。包帯の白って目立つよね。


やっとたどり着いた救急の待合室には、夫婦らしき中高年の男女が座っていた。彼らから少し離れた椅子に座って、小さく挙手のままよあb呼ばれるのを待っていたら、男性医師がやってきて夫婦の前に片膝をついた。

「今できる処置は、緊急オペしかないです。でも、オペをしても、回復は見込めません。会話も、手足を動かすことも、できるようにはなりません。どうされますか」

という話を、が、はじまった。
夫婦どちらかの親が脳梗塞で倒れて運ばれたらしかった。
夫婦は混乱し、医師に対して何度も同じ質問を繰り返していた。
オペをしても治らない、しかしオペをしなければ植物状態になる、ゆっくり考えてる時間はない、今すぐ決断を、という状況。

「オペの成功率は50%です。亡くなる可能性もあるし、失敗するリスクもあります。しかし今できることはオペしかありません」

小さく挙手のポーズで、私は固まっていた。とんでもない場面に居合わせている、いたたまれなさ。
今まさに人生の、生命の大事に直面している人がいる病院に、ちょっと指を切っただけの私がいていいのだろうか。自分の不注意で負った傷である。申し訳なさが半端じゃない。

何度目かの
「いまできること精一杯のことをやる、ということでいいですね!?」
という半ば怒鳴るような医師の確認に、夫婦がついに頷いた。

私はなるべく気配を殺して、じっと座っていた。
そのうちに、処置室からストレッチャーが出てきた。夫婦が駆け寄る。

「がんばってね」「がんばれ」「待ってるよ」

ストレッチャーの患者が、頷いているのが見えた。
意識はあるし、言葉も分かっている、と思ったら少しほっとして、どうかオペが上手くいきますように、と祈った。がんばれ、と祈った。

一時間弱の待ち時間の後、私の名前が呼ばれた。
処置室に入り、案内されたベッドに座って、採決の採血の時とかに使う台、あれに左手をのせた。
研修医っぽい若い男女が私の左手を挟んで左右から覗き込み、
あー、とまらないですね
けっこう深いですね
などと言っていた。

血がとまっていなくて、私はちょっとほっとしていた。
ここに来たこと自体大げさだったのかもしれない、と思っていたからだ。

包丁で何を切っていたのか、という質問を何度も受けた。
生ものを切っているときの傷だと、感染リスクがあるからだそうだ。

「パンを切ってました・・・」
と答えるたび、じゃあ感染の心配はなさそうですね!と言われた。
切っていたのが生ものじゃなくてよかった、と思った。

研修医(多たぶん)の男の子のほうが、私の患部(左手の人差し指)を握ったまま「処置大台に移動しますね」といった。
このまま行くんかーい、と思いながら、大人しく左手の人差し指を握られて歩いた。

左手だけ台にのせて、処置台の上に横になる。
女の子のほうの研修医(たぶん)が担当のようだった。
しばらく傷の観察が続き、

研修医女子「ん? これ動脈かな」
研修医男子「いや静脈じゃない?」
女子「いまちょっと脈動っぽいのが見えたんだけど」
男子「いあy、静脈でしょ、、これ血管損傷してる?」

という不穏な会話が続いた。
男の子が上司(らしき医師)を呼んできて、結果、静脈である、ということになった。

やってきた監督役らしき医師は、あおむけに寝ている私に自己紹介をしてくれて、仰向けの状態で自己紹介を聞くってはじめてだなーと思った。

テレビでしか見たことない、オペ用のライト、なんかあの大きい丸の中に小さい丸のライトがいっぱいあるやつ、で照らされて、おおー」と思った。

まず麻酔、これがめやめちゃくkちゃ、めちゃくちゃいt買った。痛かった。
でも事前にしてたツイートのリプで「指先の麻酔は泣くほど痛い」と教えてもらっていたので、覚悟はできていた。

そう、わたしは不安と興奮のあまりツイートを連投していたのである。

麻酔の駐車、注射は一回じゃなくて、何回も「泣くほど痛い」を体験した。泣かなかったけど涙目だった。

指の麻酔、親知らずを抜くときの麻酔と同じかんじだった。なんというか、広がり方が。

そんで麻酔ができて、縫合の段階へ。

研修医「指の皮膚って固いんですね~」
私(そうなんだ)
監督医師「麻酔で膨らんでるからね」
研修医「へえ~」
私(へえ~)

なんつーか、研修医(仮)女子、終始このかんじで、

研修医「あっ、あれ? あれ? うー」
監督「どした?」
研修医「あのk、一回ほどきたいんですけど、とれなくて」
監督「うん、それは切って抜いたほうが速いな」
研修医「あっ、はい!」



研修医「あれ、あれ? 圧迫できない」
監督「んーとね、一回やり直そうか」
研修医「あれ? あれ?」
監督「うん、そこで一回ひねって、、いや、違うな、もう一回・・・そう、そこ!

研修医「あ、こうですか!? こうですよね!!」

みたいなかんじでハラハラした。
研修医って、何科の医師になるかまだ決まってない人ですよね?
たぶん指の切り傷縫合するの初めてなんだろうなあ、って思って
なんかこう、頑張れ、って気持ちになった。
あとその子、超絶可愛くて、見た目だけじゃなくて、いや見た目も超絶可愛かったんだけど、なんか、すごく一生懸命なかんじが可愛くて、あと若いから、若い子が必死に頑張ってるなあっていう可愛さ、それを感じて、ハラハラはしたけど不快感はなかった。

この感想は、たぶんあんまり一般的じゃない。
私に傷跡が残ることへの抵抗が全くないからだと思う。

そんなこんなで
どうにかこうにか縫合が終わり包帯が巻かれ、私は待合室に戻った。

待合室には、先刻の、救急オペの患者さんの親族らしき人たちが、集まって、並んで座っていた。
私はその向かいの席に座って、会計で呼ばれるのを待っていた。

待っているあいだ、研修医女子が巻いてくれた包帯がツボに入ってしまって、笑いをこらえるのに必死だった。
zwったい」絶対笑ってはいけない状況だということはわかっていて、でもどうしても可笑しくって、グッフググッみたいな、変な声が漏れてしまった。

言い訳だけど。、非日常の状況が続いてハイになってたのと、包帯のd出来があんまりにもあんまりだったのです。

その包帯がこれ。

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いやこれ、わたしが自分で、方で、片手で巻いたやつのほうが上手だったよ!?

って思っちゃいました。

この写真れもツイートしたんですけど、「てるてる坊主みたい」ってリプをいたっだいて、もうテルテル坊主にしtかみえません。
かわいいけどね、テルテル坊主。

いjぷ。以上。
12月10日の18:00~23:00までの出来事でした。

書きたいことは全部書いた。
ちなみにケガの原因の冷凍マフィンは、病院から帰った後にしっかりいただきました。イングリッシュマフィン、おいちい。

最後までお付き合いいただいたかた、ありがとうございました!

ちなみに小野木は今、ワイン三本目に突入しております!
呑み書きに乾杯!!ありがとうございましたー!!


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