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ケーキでメニュー価格を考える。

こちらの記事はアメーバブログにて7月に書いたものです。



7月に、私の母のお誕生日があったため、ホールケーキを久しぶりに作りました。

桃もスーパーに並び始めた時期で、桃のケーキにしようか悩みましたが、夏生まれの方って元気!明るい!太陽!!みたいなイメージがありませんか??

キウイのグリーンが綺麗なケーキにしたくて。



毎日暑いですが、暑さに負けない明るさを表現したくて、キウイをたくさん乗っけました。緑のと、ゴールドキウイを使ってお花っぽくしてみたつもり…。

母は60代後半ですが、持病もあったりしてここ数年で随分小さく、弱々しくなってしまったな…と思うのです。元々、元気でハツラツとしていて、自転車で爆走してスーパーに行っちゃうようなタイプだったのに。

私が仕事で日中、出掛けていることがほとんどなのですが、その間、子供達は私の母と過ごしています。子供達がいるので、賑やかで気持ちが沈まずに元気でいられている、というのもあるのかもしれません。

私が離婚してしまったこともあり、子供達のお世話を含めて協力をしてもらっていることが多いです。
離婚した直後、孤独感や不安感でどうしようもなく精神的に落ち込んでいた時も随分支えてもらったと思います。
日々の感謝の気持ちも込めて作ったケーキです。
爽やかなキウイのグリーンと生クリームの白が映えるケーキになりました。
(今日のはコーヒーや紅茶にばっちり合いますよ。)
とても喜んでくれました。
みんなでハッピーバースデートゥーユーを歌って楽しい時間になったおやつタイムです。


じつは生クリームを塗るのが下手なのでケーキのお菓子作りには苦手意識があったりします。


小ぶりながら高さのあるホールケーキです。

上にキウイをたくさん乗っけていますが、ケーキの中身は缶詰のフルーツやバナナもたくさん入れてクリームももりもりなので高さが出てしまいました。

家で作る時は家族で食べる分なのでフルーツをたくさん入れ込みますが、もしこれがカフェのメニューとして提供するものだったら、こんなにたくさんフルーツを入れられないかもしれません。

飲食店の原価率って30%ぐらいです。
ん?って思った方!要するに、メニュー金額の30%が原価である食材費、ということです。
例をあげると、1000円のメニューを原価30%で売った場合と、1500円で原価を50%にして売った場合を比較します。

1000円→原価は300円、利益700円です。
1500円→原価は750円、利益750円です。


ということは?1500円メニューの方が利益は多いですよね。1000円にした場合、300円の食材費って美味しいの作れるかな…??って疑問です。
計算式はこんな感じ。

原価率(%)=売上の原価÷売上高×100

仕入れに60円かかったものを100円で売るとしたら、60÷100×100=60%になっちゃいますよね。
これを原価30%に抑えるとすると、売値をXにして計算してみます。
60÷X×100=30なので、X=200円。200円で売ると原価率が30%ってことになります。

利益率を上げるためには原価率を下げるので、少しぐらい高めの設定でも売れるように工夫をしないといけないかもしれません。

お客様目線で「高くても買ってもらえるメニュー」を考えなくては。

そう考えるとこのケーキ、色々入れちゃったから価格設定が高くなっちゃいますよ。
これに人件費まで考えた価格設定を更に考えるのです。

難しいよーーー!!(算数苦手。)



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