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ポットを選ぶ。

まあるいフォルムのティーポット。
本当は紅茶用なのですが、ほうじ茶ラテに使ってみました。

不思議の国のアリスのティーパーティーに出てきそうな形


こちらはCauldon Ceramics社製のBrown Betty ティーポットです。(Made in England)
どこで購入したのか忘れてしまったのですが、ショッピングモールのお洋服屋さんの中の雑貨コーナーで見つけたもので、食器専門店ではなかった気がします。

Brown Bettyティーポットが英国で作られるようになったのは17世紀後半なんですって。
ビクトリア時代の象徴「紅茶」は英国のどのご家庭でもティーポットに淹れてお茶の時間を楽しんでいたのですね。

1700年代になってStoke-on-Trent(ストークオントレント)という陶器産業が盛んな町で、 Bradwell Woods の赤土で作られていたつやのない素材のティーポットが、後の「Brown Betty Tea Pot」となるそうです。

ストークオントレントは、私10年程前に行きました。イギリスの湖水地方、コッツウォルズを旅したことがあって、立ち寄った町の一つです。
陶器製品を作る工場がたくさんあって、あのWEDGWOODの本社もありますよ。
ここのティールームでアフタヌーンティーをいただいてきたこともあります。

WEDGWOOD製品の工場も見学させていただいて職人さんが真剣に絵付をされている姿に感動しました。こうやって作られているティーカップ達が海を渡り、遠く遠くの日本に来て売られ、私のお家にいるんだな、と思ったからです。

現在も家庭用の普段使いできるティーポットとしてたくさんの方に愛されている製品。日本でいう日本茶を淹れる時に使うお急須みたいな感覚で英国では一般的に家庭にあるもの、って感じなのかもしれません。

テラコッタを二度焼きして作って、「ロッキンガム ブラウン グレイズ」という方法で美しいつやを出しているそうです。だからこげちゃ色なのだけど、黒々とピカピカしているポットです。

特徴はこのまあるい形!!
紅茶の茶葉を入れて、沸騰したお湯を注ぐとこのポットの丸い形の中で茶葉が踊って、紅茶の香りや美味しさが引き立ちます。

いつかね、といっても近いうちに紅茶についても勉強したいのですよね。コーヒーの知識を入れたけど、紅茶の知識もたくさん入れたい。

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