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「クラウドソーシングで全然お仕事がとれません…」という相談にお答えします

オンライン事務代行のおのえです!
今日は、事務代行講座をやっていてめちゃくちゃよく言われる「クラウドソーシングで案件取れません」という相談に回答したいと思います!


「クラウドソーシングでお仕事がとれない」と相談してくる人の傾向

この相談をされる人は、オンライン事務代行を始めたばかりの初心者の方がほとんどです。まず最初の1歩として、クラウドワークス等のクラウドソーシングサイトに登録して、いろいろ案件に応募してみている、という状況の人ですね。

そして、自分の事務スキルに自信がない人が圧倒的に多いです。

あくまで「自信がない」だけで、実際にはすごいスキルを持っていたり、長い事務経験があったり、優秀な方もたくさんいます。それなのに自己評価が低いタイプの方ですね。


なんでそういうタイプの方が多いんだろうって考えてみたんですが、もしまったく事務経験がなかったり、本当に事務スキルもない人の場合、クラウドソーシングでお仕事がとれなくても「まあそうだよなあ」って納得してしまうのではと思いました。

納得できるから、じゃあ数こなしてみるかとか、先にスキルアップするかとか、次の手も考えることが出来ます。

でも、事務スキルを持っている・事務が出来るという自負がある人ほど、応募しても案件がとれなかったら「どうして?」と思って足が止まってしまったりするのかなと。もしくは不安が勝って、そもそも応募するとこまでいけないとか。


今回の回答を届けたい人

ですので今回は、上記のような【事務スキルはあるけど自信がなくてクラウドソーシングで上手く案件が獲得できない】人に向けて届けたいと思っています。

私だ!!という方はぜひ最後まで読んでみてほしいです✨


応募NG!おすすめしない案件とは

「お仕事がとれない」と相談された方に、「今はどんな案件に応募されてますか?」と聞くと、たいていが文字起こしやデータ入力などの単純作業系の案件に応募されています。

もうね、声を大にして言いたいのですが

ちゃんと事務スキルある人は単純作業系の案件への応募禁止!!!

まじでもったいないので、よっぽどそういう業務が好き!とか特殊な事情がない限り、今日でやめてください。


応募する気持ちは分かります。最初は不安だし、あんまり難しそうなのは手を出しづらいですよね。まずは簡単そうなものから、と思うのは当然だと思います。

でも、せっかくあなたに事務スキルがあるなら、それを活かさないともったいないです!!


そもそも、クラウドソーシングでの単純作業系の案件って、単価がびっくりするくらい安いものが多い。

成果報酬制のものだと、いやこれ時給換算したらいくらよ??という案件もたくさんあります。(私が以前やったものは、時給換算したら100円きってました笑)

クライアントさんも「安くやってくれるなら誰でもいい」というスタンスで応募をかけていることが多いです。

そんな悪条件でも、人は集まるんですね。


理由は、事務経験がない・スキルがない人でも挑戦できるからです。そういった、武器の少ない人たちでもやれる数少ないお仕事なので、応募が殺到します。

つまり、ライバルが多いんです。単純作業系の案件は、とにかく倍率がすごいものが多い。

あなたがせっかく事務スキルを持っているなら、わざわざそんなレッドオーシャンに飛び込む必要は全くありません。


どういう案件がいいのか

個人的には「これは自分にはちょっと難しいかな…?」と思うくらいのレベル感の案件が狙い目だと思っています。

募集の要件をテキストで見ると、難しく感じるものです。実際に打ち合わせをしたり、お仕事を始めてみたら、意外と難しくなかった!と思うことのほうが多いです。

もちろんすべてがそうだとは限りませんが、ちょっとハードル高く感じるものに応募して、一度クライアントさんに面談していただく(または別の方法で打ち合わせなどしてみる)ところまではやってみる価値があると思っています。


きちんとした事務スキルを持ったあなたが難しいかも…?と感じるということは、多くの事務経験者もそう感じることでしょう。

そんな案件に勇気出して応募できる人はおそらくそんなに多くありません。つまりライバルが少ないところで戦うことができます。

応募者数が見れるようでしたら、確認してみてください。0人から、多くても10人までの応募者の案件がおすすめです。


応募するときのコツ①

最初に述べたように、単純作業系の案件は「安く対応してくれるなら誰でもいい」というスタンスで募集されているクライアントさんも多いので、その場合の採用基準は「早い者勝ち」や「なんとなく」だったりします。

何十人もライバルがいる中でそれって、もう運ゲーです。

でも応募者10名未満で、ちょっと難易度の高いきちんとした事務業務の募集の場合、クライアントさんとしても「ちゃんとした人に対応してほしい」「長く続けてくれる人に依頼したい」などしっかりした目的を持っていることが多いと思います。

そのクライアントさんの目的に合っている人が採用されるわけです。

ですので、応募するときの1つ目のコツは、クライアントさんが求めている人材がどんなものか汲み取るということです。


難しそうに書きましたが、これを実現するための最も重要なポイントは、めちゃくちゃ簡単です。

「募集要項をぜんぶしっかりと読んで、聞かれていることに答える」。

以上!

ほんとにこれだけで採用率グンと上がるんですが、驚くべきことにこの簡単なことが出来ない人が本当に多いです。


募集する側になったこともあるのですが、半数以上の方が必要事項に抜けがあり、すべてきちんと答えてくれたのは3割程度でした。

つまり、10名応募があっても3名しか採用の候補にあがってないんです。はい、もうこの時点でライバル3人だけです。いける気がしてきません?


コミュニケーションが円滑にとれない人を最初から落としたい、という意図で、募集要項にあえて質問を入れているクライアントさんもいらっしゃいました。

提示されている文章をきちんと読み、指示されていることに回答する。たったこれだけで、あなたへの評価は急上昇し、お仕事獲得へ一気に近づきます!


応募するときのコツ②

クライアントさんも、誰を選ぶか真剣です。これからお金を払って業務を依頼するわけですし、変な人には依頼したくありません。

でもクラウドソーシングには変なワーカーさんもいるのが現実。どうしたらそういう人を避けて、真面目で誠実な方にお仕事を依頼できるか、おそらく不安を抱えながら募集を出されているはずです。

ということは、この不安を解消してあげれば、採用される確率はもっと上がる!!

そこで応募するときのコツ2つ目は、クライアントさんが安心する情報をたくさん提示することです。

案件の応募文章やプロフィールページに、安心材料をちりばめておきましょう。


クライアントさんが安心する情報には、次のようなものがあります。

  • 経歴、職歴

  • 資格、経験

  • 仕事をする上で大事にしていること

  • 自分の人柄や性格

  • 出来ること/出来ないこと

  • なぜこの案件に応募したかの理由


経歴や資格はもちろん記載しておくほうがいいです。そしてそれ以上に、3つ目以降が大事だと感じています。

特に継続の可能性があるお仕事の場合、人と人との相性も重要になってきます。そのため、あなたがどんな人で、どんな想いを持っているか、という部分はかなり大切な情報です。

経歴や資格はみんな書いていると思いますが、人柄や想いまで書いている人は少ないので、これが記載してあると目を引きます。なにかひとつでも、あなたの気持ちについて触れてみてください。


最後に

長々と書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか。

タイトルの質問への回答としては、

「クラウドソーシングでお仕事とれないのは案件の選び方を間違っている可能性が高いから、もうワンランク上のお仕事を目指してみよう」
「応募するときはきちんと募集要項を読み、安心してもらえるような工夫をしよう」

です!

ひとつひとつの案件に丁寧に応募していくと、時間もかかるし頭も使うと思います。でも成功率も全然違ってくるはずです。

せっかく長年の事務経験をつんできて、事務スキルをすでに持っているのであれば、ぜひそれを活かして事務に困っているクライアントさんをサポートできるようなお仕事をしてみてください!応援しています!✨


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