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無意識に加担する人にはならん!

誰もがなんとなく気付いているけれど気付きながらも目をつぶってしまうことっていうのがあってそういうことはなんとなく雰囲気でそのままになっていたりする。ここ最近の報道でこれはなんなんだろう?どうなっているんだろう?人権無視なんじゃないだろうか?と考えてしまうことがある。
確実にインターネットの普及と共に犯罪に対する社会的制裁が重くなっている。何かをやって報道されればそれはデジタルタトゥーとなって、いつまでも名前や写真がインターネット上に載ってしまう。いや名前の報道がなくても報道があった時点でインターネット内ではあっという間に名前を探り当て写真を探り当てSNSアカウントや住所までどんどん探っていく。

司法は「推定無罪」と言われる。つまりは確実に有罪である証拠がない限りは推定であり無罪とするという原則がある。罪が認められて初めて罰が決まる。その罰が数年の懲役と数百万円の罰金それに執行猶予がついたとしても、インターネットが生んでいる社会的制裁は、数年どころか一生ついて回り、数百万円どころか職を失い借金を背負い、もちろん執行の猶予もなく、社会的に立ち直る機会を根こそぎ奪っているように見える。明らかに刑罰よりも社会的制裁の方が重くなっているという事については皆はどう思っているのだろう?かつてはメディアリンチなんて、メディアによる私刑は問題になってきたし、村八分などがより大きな犯罪を生むことなどから問題になったこともあったけれど、ネット社会になるとすでにメディアリンチの枠をはるかに超えて、村八分の枠もあっという間に突き抜けて、社会全体による私刑になっちゃいないだろうか?ネットリンチなんて言葉以上の範囲まで。

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SNSじゃ書けないこととか、劇団運営とか、映像制作とか つぶれていく無謀なアイデア群とか 今週のアイツ、ニュースに一言、インディペンデント…

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