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irodoriのおと012:メガネ専門店Rope 吉田裕志さん

「irodoriのおと」は、irodori編集長の小野寺彰子が、
インタビュアーとして気になる人に話を聞いたり、
一人でまったりとお喋りするポッドキャスト

今回のゲストは、メガネ専門店Ropeの吉田裕志さん
メガネのアレコレだけでなく仕事をする上での流儀を伺った。

irodoriのおとはこちらからお聞きください↑

メガネ専門店Rope 吉田裕志さん

吉田さんのお父様が創業したRope。
元々吉田さんは全く別の仕事の営業をしていたが、色々な地域に赴く機会が多く、
様々な人たちの話し方に接しているうちに、自分の好きな話し方を取り入れるようになった。
飛び込み営業をしていた大変な時代だったそうだが、
それが今に繋がっているから、その経験は貴重でありがたかったと話す。

吉田さん自身、会話するのが好きだから、人と接するために
必要なものをその都度その都度チョイスしているだけだそう。
それがなかなか難しい。天性のものかもしれない。

事業継承という形でRopeに入ったものの、メガネのことなんて
全く知らない状態だったとか。
周りのメガネ専門店へ行ったり、東京で勉強をしたりと研鑽を積み、
今ではメガネが大好きになってしまったのだそう。

街の人たちとのやりとりに
信頼されているのが分かる

近視、遠視、乱視。人によってはメガネがないほうが楽だったり、
遠くを見えなくすることで日常生活が楽になったりすることがある。
「メガネは見えるもの。見えるべきもの。遠くが見えることが良いものだ」
という固定概念は捨てて欲しいと話す。

メガネは医療器具。メガネ専門店だからこそきめ細かい検査を経て
その人の生活に合わせたものが作れるのはRopeの強みである。
仕事やライフスタイルに合わせたメガネにすることで、
眼精疲労が軽減したり肩こりがラクになる。
専門店ならではのプロの目でしっかりと検査し、
調整したメガネだからこそのメリットだ。
実際にRopeでの目の検査をさせてもらったのだが、
一般的なものだけではなく、とにかくきめ細かく丁寧で時間をかける。
だからこそ、自分の目の状態をしっかりと知ることが出来る。
(とりあえず老眼はまだのようで安心)


微調整をするとメガネが一気に
自分の顔に馴染む感覚が生まれる


この何でもネットで手に入るような時代に、吉田さん自身は
会って話すこと。温度感を大切にしていると話す。

ネット販売などももちろん勉強したが、勉強すればするほど
人との繋がりは大切だと実感している。
店名のRopeはロープ、繋ぐという想いから吉田さんのお父様が命名した。
「父もそれを大切にしている」と吉田さんは話す。

絶え間なくお客様が遊びに来てくれるお店であることは
まさに「人と人を繋ぐ」場所になっている。

メガネ専門店ならではのこだわりのラインナップ

父から受け継いでいること、考えていることは間違っていないと感じる。
メガネ業界も、このご時世厳しいけれど、人が人を繋ぐことを大切にすれば
これからも大丈夫な気がすると話す。

様々な仕事が人間でなくとも出来てしまう世の中になっているが、
吉田さんの「人を大切にする」スタンスは、重要ではないだろうか。
私も人と接した時に感じる空気感が好きだから、良く分かる。

お客様に喜んでもらうためにどうすればいいか。
しっかりと耳を傾けて、話を聞く。
その人の日常は、どんなものでできているのか、
何を大切にしているのか、どんな仕事をして、
どんなことに喜びを感じているのか。
細かくヒアリングした上で、メガネをご提案する。

細かく丁寧に調整してくれる

メガネを着用した時の表情や息遣い、テンション。
会って目の前で体感しないと分からないことばかり。
まるで医者のようにしっかりとお客様を診断し、
その人の日常に「彩り」となる実用的なメガネをお渡しする。
これこそが、吉田さんが絶対的にこだわる仕事の流儀だ。


便利な世の中になったけれども、最終的には人と接する温度感が
大切なのでは?どんな接客業にも言えることだと思う。

Rope、まさに人と人が繋がる場所
まずは丁寧に作ってもらったこの一本を大切にしていこう。

付けた瞬間、このメガネの虜

📍郡山市メガネ専門店ロペ
郡山市中町11-2
中町グローバルビュー郡山1階東側
営業時間:10:30〜19:30
定休日:水曜

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