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残暑でざんしょ。

TBSラジオ「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」、吉永小百合さん回は必聴だった。貫禄こそなのだが、朝ドラに大河に脚本を手がけ、映画に舞台に、俳優に、ベースも弾くと、才能あふるる男とはまさに。吉永さんもその話しやすさか、山田洋次監督作品で共演したからなのか、愚痴もまた「ずっと竿マイクだったから、ワイヤレスピンマイクが不快」という興味深い内容でトークされていた。吉永さんの話す「若い監督さんたち」はどこからが若いのだろうか、そんな疑問符もつくけど、山田組もとうとうワイヤレスマイクが導入されたそうだ。

デジタル以前、以後で録音部もスタイルが変化していたというのは当然のことだけど驚きで。以前、30~20数年前の過去の録音部さんは衣擦れどうしてたんだろうね、すごいね、という話をMessengerでやりとりしてて、そもそも竿マイクだけだったんではの仮説も立ち上がってきた。

山田洋次監督は、モニターを見ないでカメラの横にいる人だそうだ。それが横目で見えて嬉しかったり、演技のしやすさ、しにくさも出てくると。モニターではなくちゃんとお芝居をみてほしいと、こういう話が吉永小百合さんからざっくばらんに聞けるとは思わず、びっくりした。もっと話して欲しい。

『母べえ』も「かわいそうに、かわいそうに」と子どもへかける声が小さくて「声をもう少しはってほしい」という録音部の要望にへ監督は「心で録音して!」と告げたという。素晴らしい。ただラジオ聞いてる分には爆笑してしまった。


シネマプランナーズのTwitterスペース。ずいぶん久しぶりだぜ、って思って、女優の川嶋さんだ、と思って聞く。制作者側としてWSでお会いしてもう1年経つ。

ゲストだった国際プロデューサー・シモエダさんのトーク、戦略、仕事量に、何事も本気でやることだよな、と思い新たに。以下、アーカイブも。

国際映画学校で仲間がいる、という話から川嶋さんがリスナーでいる私が名指しされて、そういうWSで出会った仲間と情報交換の場をつくりたいと発言がでた。
その反響のおかげか、偶然か、リスナーにいたカメラマンのHさんからフォローをもらい、ひゅっと息をのむ。

じっと見つめ、誤爆やアンフォローされるわけじゃない、と確認。

なんの呪術か分からないが、呪文と、召喚魔法陣、それから、その捧げるべき生き血なんかを垂らして、ものすごいものを呼び出すファンタジーを想像していた。

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