下書きに残っていた7/29

日付ずれてる気がするけど些末な事か。

連日睡眠不足が続く夫とホルモンを食べに行って帰宅。そのままお風呂入って寝るだけだー、と洗濯物を取り込んだら、大きなトンボが室内にインしてきて恐怖の30分となった。
「トンボ　部屋に入る」は夢占いでは「現実逃避にしたいあらわれ」らしい。でしょうね。

天井にはりついた、トンボが全然出ていかない。逃がすべきか殺すべきかで、夫と目線を交わす。
しんだそれを片付けたくない。できればそのまま追い出したい私の旨をくんでくれ、バスタオルで窓へと誘導するんだが、ずっと電灯の周りをぐるぐるしてしまい、電灯を消したら消したでこちらは暗闇で形勢不利になってしまう、さながらキングダムのような知略が必要だった。バチバチいう、羽音がまあ、響く響く。

結果的に、姿を見失った……となったんだが、外へ飛び立つ姿を見ていないのが余計にまた恐ろしく、そわそわとカーテンや、テレビの裏をバサバサはらってみせたりした。汗だく。
夫が、ようやく網戸を閉めると、セミの腹がみえる。ひい、っと声を出し、かつ、冷静に、それを指摘する。

網戸を揺らすが、外れる危険性とそれが侵入する地獄を想像している。
ボールに水をためて、これをセミにかけてくれ、と渡すと、ちゃぷちゃぷ、指先で水をかけはじめて、ようやく、ふふふと笑う。

ばさっと、かけるんだ、水を、出てけって！いう風に、といって、うまくいく。

滝汗だった。