特許から教わる彩り豊かなロールキャベツ【特許レシピによる料理②】
彩り豊かなロールキャベツ
特許料理の第二弾は「彩り豊かなロールキャベツ」です。前回は温玉を活用した濃厚玉子料理でした↓
今回は プリマハム株式会社 によるレシピ(特許)を参考にします。特許の権利範囲が記載されている【特許請求の範囲】の中から、【請求項3】と【請求項8】を実践してみました。
特許レシピ:彩り豊かなロールキャベツ(特許第4690744号)
【特許請求の範囲】
・・・
【請求項3】
加熱処理後のキャベツの葉を広げ、キャベツの葉の上にキャベツ以外の有色野菜をのせ、さらに前記有色野菜又は/及びキャベツの葉の上に具材をのせ、外層となるキャベツの葉を透して前記有色野菜の色彩が現出するように俵型形状に巻き上げ、次いで加熱調理することを特徴とする彩り豊かなロールキャベツの製造方法。
・・・
【請求項8】
有色野菜が、板状、もみじ状、星型、ハート型、ダイヤ型、クローバー型、スペード型、花びら型の形状の人参であることを特徴とする請求項1~7のいずれか記載の彩り豊かなロールキャベツの製造方法。
【請求項9】
俵型形状に巻き上げた後、巻き戻りを防止するために干瓢で巻き止めすることを特徴とする請求項1~8のいずれか記載の彩り豊かなロールキャベツの製造方法。
特許第4690744号:J-PlatPatリンク, Google Patentsリンク
【請求項3】は、茹でたキャベツに具材と「有色野菜」を入れて加熱調理するというものです。そして【請求項8】では「有色野菜」をさらに限定して、人参を使用しています。形状が色々記載されていますが、最も手軽に得られる「板状」を採用しました。
調理
人参の他、椎茸、豚肉、パン粉などをキャベツで巻いて、鍋で加熱。
うーむ。見た目はイマイチ。でも、しっかりキャベツの葉に有色野菜(人参)の色が透けていますね。それならOKです。
ロールキャベツらしく【請求項9】の様に干瓢(かんぴょう)で巻き止めが出来ればよかったのですが、そんなオシャレな食材は持ち合わせていませんでした。
気分で味付けした割には、味はまぁまぁ。
なお、特許権の内容に含まれるように調理していますが、これはあくまで家庭内で楽しむための実施です。
以上
記事をご覧いただき有難うございました!