氷像とシャンパンタワー【協力事例-新宿のある店舗にて】

新宿の夜に吠える氷のライオン

先日、新宿のとある店舗にて小野田商店の氷を使用した氷彫刻が披露されました。

この素晴らしい作品は、氷彫刻の名匠であり、小野田商店でも氷彫刻の技をレクチャーして頂いている小野先生によって創り出されたものです。
ライオンの氷彫刻がシャンパンタワーとの組み合わせにより、一層豪華な雰囲気を醸し出しています。

この氷彫刻の制作は、小野田商店による60時間以上かけて凍らせた透明度の高い超純氷®と、小野先生の氷彫刻の専門知識と技術が掛け合わさって実現しました。

この氷彫刻は、細部に至るまで細かな造形が施されており、複雑な屈折面を持っています。ライトアップすることで氷彫刻がより鮮やかに輝きます。

氷彫刻の設置は実は大変！

氷彫刻は見た目の美しさも大事ですが、氷という融けて変化していく素材を扱っていることから、安全性の面から配慮が必要です。

今回は写真の通り、シャンパンタワーがある前なので、絶対に氷彫刻が倒れることがあってはいけません。例え思うままに氷を加工できたとしても、簡単に崩れたりしないようにするためには緻密なバランス計算が必要です。

また、お店の室温の都合上、現地で氷の塊から、イチから氷彫刻の作成を行うことは非常に難しいです。

そのため今回はあらかじめ、ある程度作成済みの氷彫刻を現地で組み立てるように設置するという方法を取りました。

組み立ても早すぎても遅すぎてもいけないため、店内の環境でいかに安全かつ品質を損なわない氷彫刻の設置ができるのか、入念にスケジュールを組んだ上で搬入を行ったケースとなりました。
（納品の際には、小野田商店社員もお手伝いしました！）

ちなみにこの氷彫刻とシャンパンタワー、一人のお客様のご注文から作成されることになったようです。
これだけの豪勢な装飾を一人で実現してしまうとは驚きです。
（総額は筆者の年収より高いのでは…？）

絶対に崩れてはいけない状況

今回、新宿の店舗では氷彫刻を通じて、ゲストに特別な体験と感動を提供できたのではないでしょうか。
また小野田商店としても、氷彫刻と、透明度の高い製品の美しさを広く知っていただくありがたい機会となったかと思います。

今後も、株式会社小野田商店は氷に対するあらゆる技術の向上と創造力の追求に努め、様々な場所で美しい氷を提供してまいります。