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【エドガー・ゴンザレス】スターだった弟の陰に隠れる存在ながらMLBでは兄弟タッグも実現させると弟の後押しもあり来日 どこでも守れるユーティリティプレイヤーとして読売ジャイアンツ史上初めて出戻った助っ人

割引あり

おはようございます。
日本で戦うために、海を渡ってきた
愛すべき助っ人たち。

今回は、エドガー・ゴンザレスを
取り上げていきます。

【エドガー・ゴンザレス】スターだった弟の陰に隠れる存在ながらMLBでは兄弟タッグも実現させると弟の後押しもあり来日 どこでも守れるユーティリティプレイヤーとして読売ジャイアンツ史上初めて出戻った助っ人 - YouTube

1978年、アメリカ合衆国サンディエゴで
メキシコ人の両親のもとに
生まれた本名エドガー・ビクター・ゴンザレスは
若い頃、メキシコのナショナルチームで
一塁手として活躍していた父親の影響で野球を
始めるとメキメキと頭角を現しました。

エアコン関連の会社を経営する父の仕事の
関係で、メキシコやアメリカを行き来しながらも
野球をやめることはなく
サンディエゴ州立大学を卒業した2000年、
MLBドラフト30巡目でタンパベイ・デビルレイズから
指名されて入団すると
ケン・グリフィー・ジュニアやチッパー・ジョーンズ、
アレックス・ロドリゲスなど球史に残る
スーパースター同様、
高校生野手全体1位指名を受けた4つ下の弟
エイドリアンも同じ年にMLB入りを果たしたのです。

エリート街道を突き進む弟とは対照的に
ゆっくりしたスピードで着実に歩(ほ)を進めた
エドガーは2008年、移籍したサンディエゴ・パドレスから
9年目にしてついにメジャーデビューを果たすと
正二塁手を務めていた井口の故障に伴って
セカンドのレギュラーを奪取、すでにパドレスの主砲となっていた
弟エイドリアンと兄弟タッグを組んで111試合に出場しました。

シーズンオフに開催されたWBCのメキシコ代表に
選出されたものの、翌シーズンは新加入の
デビッド・エクスタインにポジションを奪われて
スタメン出場の機会が激減していた右打者は
内外野どこでも守れる
ユーティリティプレイヤーとして
守備固めや代打での起用に留まっていたのです。

ちょうどその頃、エドガルド・アルフォンゾに
期待するも開幕戦で守備範囲の狭さを露呈し
以後は脇谷、木村、寺内らを交代で起用するなど
二塁手を固定できない悩みを
抱えていた原監督率いる読売巨人軍は
正二塁手の獲得を急務としていた事から
エドガーに白羽の矢を立てると
年俸5000万円で契約、身長183センチ、
体重82キロの助っ人は海を渡ってきたのでした。

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