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【ジム・アドゥチ】マイナーリーグを転々としていた外野手は代役の代役という思いがけないオファーを受けてシーズン途中で来日するとわずか半年程度で帰国したにもかかわらず妙に印象深かった助っ人

割引あり

おはようございます。
日本で戦うために、海を渡ってきた
愛すべき助っ人たち。

今回は、ジム・アドゥチを
取り上げていきます。

https://www.youtube.com/watch?v=eir8zLi0L5I

1959年、アメリカ合衆国イリノイ州に
生まれた本名ジェームズ・デビッド・アドゥチは
ライス・ブラザース高校を卒業した1977年、
MLBドラフト28巡目で
フィラデルフィア・フィリーズから指名されるも
これを拒否、南イリノイ大学に進学しました。

改めて1980年にMLBドラフト7巡目で
セントルイス・カージナルスに指名されて
入団すると2Aで打率2割9分8厘、
22本塁打、92打点を記録したほか
3Aに上がった
1983年には打率2割8分1厘、25本塁打、
101打点をマークして打点王に輝いたのです。

勢いそのままに9月12日、
メジャーデビューを果たした左打者は
10試合に出場しましたが
20打数1安打と結果が残せなかった事から
レギュラー定着とはならず
マイナーリーグを転々としていました。

カナダのバンクーバーに本拠地を置く
マイナー球団でプレーしていた1985年、
息子が生まれた事から新たな活躍の場を
求めていた外野手は
翌年ミルウォーキー・ブルワーズで
メジャー再昇格を果たしたものの
わずか3試合の出場に留まったのです。

いよいよ野球人生の終盤を迎えたかに
思われた1987年のシーズン途中、
想定外のオファーが飛び込んで来ました。

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