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働くことについて

まず初めに。私は忍耐力というものが本当に乏しい。
それは人に対してもそうだし、仕事に対しても。「あ、これ嫌だな」と少しでも感じ取ったら最後、軌道修正が難しく、ずっと拒否反応を示してしまう。
だから、仕事を継続して続けるということが私は本当に苦手。
こういう人間がフリーランスとか向いてるのかなと思うけれど、フリーランスはフリーランスでめちゃくちゃ大変だろうし、結局何が言いたいかって、楽な仕事なんて無いってこと。
転職したいなと考える度、いろんな求人サイトに登録して、応募ページを一見するけど書いてあるのは「★簡単な作業*福利厚生完備」とか「★残業月10時間未満」とか都合のいい、みんなが求めるワードばかりが飛び交ってる。
余りにも都合のいい求人のワードに、いったい何人の人が騙されてきたんだろう。

ここで、新卒時以来に自己分析をおこなってみた。
気づけば社会人になって丸10年が経過する。時の流れは恐ろしい。
この10年で新しい友達も出来たけれど大学時代の友人とは殆ど連絡を取らなくなった。この10年で、漸く自分の好き嫌いがわかってきたような気がする。(遅い)
そう、遅いよね・・・遅いと思ってる。でも当時学生時代の自分って、
よく考えると今も少しその節はあるかもだけど周りの人たちの意見に結構影響されがちで、本当にやりたいこと とか、本当になりたい自分 とか
イマイチ理解できてなかった気がする。

・早起きが苦手なので10時勤務スタート
・夜は20時くらいまでなら働きたい
・私服で働きたい(せめてオフィスカジュアル)
・シフト勤務でも良いが土日祝は休みたい
・給料はそこまで高くなくていい
・出来れば完全リモート勤務希望
・顧客の電話対応無理
・大きい会社組織に縛られるの無理
・保険完備

贅沢言うとこんな感じで仕事したい。笑
新卒で私が入社した会社はアパレルだったんですが、完全なる平日休みのシフトというのもあり、友人の結婚式に行けなかったり、そもそも友人とのスケジュールが合わなくて基本お休みの日は一人(それか夜から途中参加)とかで
結構それが屈辱的に辛かった。なんで結婚式こなかったの?と言われても
仕事でどうしても休みを取るのができなかった、としか言えなかった。
一生に一度しかないのに・・・・
と言う経験から、土日のお休みは絶対に欲しい。
アパレル会社を2年半ほどで辞め、そこからは家電や家具のオンラインショップの受注・カスタマー対応に携わった。
人との予定は合わせやすくなって、本当に転職した当初は最高だったけれど
電話越しで怒鳴る、どこの誰かもわからないクレーマー対応は神経が擦り切れるし、内心さっさと●ねって思いながら働いてたりもした。1時間電話が切れないこともあった。22時まで顧客対応に追われる日々の中、
自分は考える・・・・何がしたくてこんな仕事をしているんだろう。
10年経ったけれど未だによくわからない。

そんな時、幼い頃の夢を思い出す。
私は、絵を描くのが大好きな子供だった美術の授業は必ず5段階中、4か5を取れていて、将来は漫画家になるのが夢だった。自分でオリジナルのキャラクターを作って、漫画を描いていた。漫画を描いている時が何よりも幸せだった。
あらすじも、結末も、全部自分で決めれるんだから。
でも中学生になってから絵を描くことは殆ど無くなってしまって、結局バンドとか
音楽の趣味に没頭していたけれど、私はもともとデザインを考えることが大好きな人間だった。誰かの授業用ノートに「絵を描いてほしい」と言われたら、
猫や兎、可愛い動物の絵を描いた。人間は描けなかった。
絵が上手いと言われることが、何よりも嬉しかったし、特技だった。
それをもっと仕事で活かせれないものか。
そう思って、去年私は仕事の合間を縫ってパソコン教室に通い、PhotoshopとIllustratorのPCスクールに通い始めた。
去年の夏に受講を終えたけれど、技能試験はまだ受けれていない。
それを受けたら、履歴書に書ける項目ができる。

ポートフォリオをがあるわけではないし、まだまだ厳しい道かもしれないけれど
やっぱりやりたい自分に少しでも近づけるよう、努力はしないといけない。
そんな期待を持って、もう少し勉強を頑張ってみようかと最近は考えている。
今日からデザイナーになりました!!と断言できる訳でもないし、
ぼやっとした世界観でしかないけれど、近づくにはそうやってなりたい自分を模索しながら造っていくしかないような気がする。

30歳にもなってこんなことを言ってるのは、
遅すぎると言うこともわかっている。
世の中にはスキルを持つイラストレーター/デザイナーが五万といる。
わかっているけど、自分も何かにしがみつきたい。





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