コード理論のお勉強メモ4

はじめに

コード理論のお勉強メモ3の続きです。
間違って解釈してるかもしれないです。

あくまでも個人の読書メモということで。

曲の構成について

あるコード進行を1つの小さなまとまりとして、以下のように名前をつけます。

これらの構成を組み合わせることで1つの曲として完成させていきます。

イントロ
曲の冒頭につき、メロディの出を誘う前奏

Aメロ、Bメロ
歌のメロディがのったセクション。場合によってはCメロまで登場。

サビ
曲の1番伝えたいところ。サビを繰り返した後に、大サビと呼ばれるさらに盛り上がるセクションを持つ曲もある。
シンプルな曲の場合、Bメロの部分がサビになることもある。

ソロ
ギター、ピアノ、サックスなどによる間奏。〇〇ソロなど呼ぶ。

エンディング
曲の最後に余韻を与える部分

楽曲の形式

曲の構成を組み合わせて、1つの曲にする際によく使われる形式の例です。

一部形式
ひとつの部分のみで完結するシンプルな曲

イントロ→A→A→A→間奏→A→エンディング

二部形式
ふたつのセクションからなる曲、Bの部分がサビ。Aの部分にふたつのセクションが含まれる場合もこちら(A=AメロとBメロを含む、B=サビ)

イントロ→A→A→B→間奏→A→B→B→エンディング

三部形式

イントロ→A→B→A→B→間奏→C→B→B→エンディング
感想:
ちょっとパッとしなかったので、少し読み飛ばしてしまった。上記以外に、ポップスやロックでよくあるパターンや、サビ始まりのパターン、ロンド形式やソナタ形式などの紹介が書かれていた。

それでは実際、コード進行を作っていくためにはどのようなアプローチがあるのかを見ていきます。

3コード

トニック、サブドミナント、ドミナントの3つのコードのことです。

3コードのみの曲はシンプルですが、それのみでも十分曲が作れます。

Ⅰ→Ⅳ→Ⅴの繰り返しであったり、トニックから始める必要はなく、Ⅴ→Ⅳ→Ⅰだったり組み合わせは自由です。

それ以外にも、ⅤをⅤ7にしたり平行調の3コードというとも存在します。

ドミナントとドミナント7
ドミナントに短7度を加え、Ⅴ7にするとトニックへの解決を促す力が強くなる。

シンプルなロック調の曲では、Ⅴ7を使わずにⅤ→Ⅰの解決の方がシンプルで合う場合もある。

マイナーキーでの3コード
マイナーキーにはナチュラルマイナー、ハーモノックマイナー、メロデックマイナーの3種類あり、それぞれに3コードが存在する。

ナチュラルマイナーの場合は注意が必要で、AキーならAm, Dm, Emとドミナントからトニックへつなげるための半音上行、リーディングノートが含まれていません。

感想:
Cメジャーなら、
G=ソシレ、C=ドミソで「シ→ド」がリーディングノートになる?
Aナチュラルマイナーだと、
Em=ミソシ、Am=ラドミで「ソ→ラ」で全音上行になるからスムーズでない?
あとリーディングノートは導音のこと?

そのため、ドミナントコードとは不十分とされ、マイナーキーでの3コードはⅠm, Ⅳm(or Ⅳ), Ⅴ7と考えるのが一般的です。

なお、各マイナーキーの3コードは以下です。

ナチュラルマイナー
Ⅰm→Ⅳm→Ⅴm
※リーディングノートがないので、ドミナントコードとしては不十分

ハーモニックマイナー
Ⅰm→Ⅳm→Ⅴ7

メロデックマイナー
Ⅰm→Ⅳ→Ⅴ7

つづきます

次回は4コード、循環コードについて。

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