ブルースギターのお勉強メモ3

はじめに

ブルースギターのお勉強メモ2 では、ブルースのリズムについて学びました。

今までの大雑把なまとめとしては。

1. 12小節をひたすら繰り返すのがブルース!
2. ブルース進行というものがあって、Ⅰ(トニック)、Ⅳ(サブドミナント)、Ⅴ(ドミナント)の3つのコードで出来ている!
3. シャッフルやハチロクの3連符をもとにしたリズムをよく使われる!

といった感じです。

今回は、ブルースのソロについてお勉強します。

ブルースのギターソロ

ブルースでギターソロを弾く場合、完コピでない限りはアドリブ(即興演奏)でソロを弾くのだそうです。

アドリブでソロを弾けと言われても、何を弾けばいいのか分かりませんね。

はい。

ブルース進行のコードを覚えているでしょうか?Ⅰ(トニック)やら、Ⅳ(サブドミナント)やらです。

アドリブソロを弾く時は、このⅠ(トニック)と同じキーのスケールを弾けば大丈夫です。(多分)

例えば、AのキーだったらばAのスケールを弾けばよいということです。

スケールとは

スケールとはなんだ?という話です。

スケールとは音列のことで、ドレミファソラシドの中の「半音を含むド〜シの12音」の中から、7音や5音を抜き出して作られます。

例えば「ドレミファソラシド」もスケールです。
ピアノでいったら、黒鍵を含めたド〜シの12音から白鍵の7音だけ抜き出した感じですね。

で、これをCメジャースケールといいます。

Cメジャースケールとは

ドレミファソラシドはCメジャースケール…。
Cって何?メジャーってどゆこと?といった話です。

なんで、Cなのかというとドレミファソラシドは英語読みだとCDEFGABCと読み替え出来るからです。

ド=Cで、Cから始まるスケールなのでCメジャースケールなのです。

ちなみにギターコードのCというのは、ドミソの3和音のことです。コードAmならラドミ。

さてさて。

じゃあ、メジャーって何よ?
という話になりますが、これは音と音との距離が関係しています。

ドレミファソラシドの、ドとレの距離について考えてみましょう。ドとレの間には黒鍵がありますね。半音+半音で全音の距離があります。

ドとド#の距離が半音、ド#とレの距離が半音、なのでドとレの距離は、半音+半音で全音の距離があるということです。

同じように、レとミ、ミとファの距離…とそれぞれ見ていくと、距離は「全、全、半、全、全、全、半」の間隔になります。

図)
TODO

「全、全、半、全、全、全、半」、この並びの事を、メジャースケールというのです。

なお、上記と異なる距離の間隔の場合は、マイナースケールとか他の名前に変わるだけでなく、音の響きも変わってきます。

例えば、Cメジャースケールはドレミファソラシド〜♩と明るい感じですが、マイナースケールだと、どことなく寂しい感じの響きになったりします。

マイナースケールは「ドレミファソラシ」の並びの、始まりの音をずらして「ラシドレミファソラ」に直したものです。

これだけで音の距離の間隔が「全、半、全、全、半、全、全」となり、先ほどのCメジャースケールと違うスケールになります。

で、マイナースケールにもナチュラルマイナーとか、ハーモニックマイナーとかあるんですが。

その辺をちゃんと勉強しようとすると、いつまで経っても先に進めなさそうなので深追いはやめておきましょう。

マイナーペンタトニックスケール

さて。

ギターソロはアドリブ(即興演奏)らしいけれど、何を弾いたらいいの?という話に戻ります。

スケールには色々種類がありますが、その中でも「マイナーペンタトニックスケール」がブルースでよく使われるスケールです。

まずは、マイナーペンタトニックスケール(以降マイナーペンタ)とは何かを学びましょう。

マイナーペンタをギターの指板で覚えよう

マイナーペンタは「ラドレミソ」の5音です。
先ほどの「ラシドレミファソ」から、シとファを抜いた感じですね。

このマイナーペンタをギターで弾く時によく使われるのが、6弦ルートのポジションです。

図) これが6弦ルートのマイナーペンタだ!
TODO

図に書いてある数字は、1度をルート(=R)としたインターバルを示したものです。

例えば、Cのキーならば「♭3」はミの半音下でミ♭です。
Aのキーなら「ド」になります。

指板上でRから半音3個上の音が何かを考えると理解しやすいかもしれないです。
例えば、Cメジャースケールの場合はドがルート音で、そこから半音3個上はレとミの間で、ミ♭です。(ピアノでいえば黒鍵の場所)
Aマイナースケールの場合はラがルート音で、そこから半音3個上はドです。(半音2個個上がシで、シの半音上はド)
ム、ムズカシー!!

マイナーペンタを覚えよう

このマイナーペンタを、ブルース進行に合わせて弾くことでアドリブソロが出来ます。

音を鳴らすタイミングや、切るタイミング。
鳴らす順番を変えたり、同時に鳴らしたりして自分だけのアドリブソロを弾けるように頑張りましょう。

今読んでいる教本には、マイナーペンタの練習方法やテクニック、ブルースを弾く上での+αが色々載っているので、地道に練習したいと思います(^^;;

まとめ

ドレミファソラシドはCメジャースケール。明るく、楽しい響き。

Cメジャースケール以外にも、ラシドレミファソラのようなAマイナースケールといった、暗く寂しい響きなど、色々なスケールがあります。

ブルースでギターソロを弾く場合は、マイナーペンタを使って、アドリブソロを弾きます。
アドリブソロはその場の雰囲気で、即興で作ったフレーズを演奏します。

TODO

画像の用意、音源の用意

次回

教本を最後までちゃんと読めていないので、読んでみようと思います。

イントロとかエンディングとか、ターンアラウンドとかって書いてあったかなあ。

次で1曲通せるようになれるようになれたらな、と思います。

頑張って勉強します。

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