yumiko

子ども英語教室自営の英語講師です。 読んで書いていられたら至福の時。 英語、映画、海外ドラマ、海外体験..... そんな大好きな世界と、心の琴線に触れた すべてのシーンを言葉で紡いで届けます。。。

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最近の記事

友人と私の遠い夏のUSA <現地の人との交流編>

友人と私の遠い夏、アメリカ縦断旅行第3弾は、旅のゆく先々での現地の人々との交流編。 中学時代にハリウッド映画に恋をして、英語とアメリカに沼堕ちした私たちは、20代の終わりについに夢を決行!3週間に渡る二人旅が実現した。 旅の先々での今でも忘れられない思い出のシーンは、圧倒的に現地の人々と交流した体験だ。 ホテルのロビーの発音教室 旅の始まり、サンフランシスコで忘れられないシーンは、アメリカに到着して最初に宿泊したホテルのロビーで展開された、小さな発音教室。 私たちの他

    • 余白があるから人は考える

      9月13日のNHK『あさイチ』の特選エンタにゲストとして出演された絵本作家・なかえよしをさんの語られた言葉がとても印象に残った。 なかえさんは、誕生50周年を迎えた、40作を超えるロングセラー絵本『ねずみくんの絵本シリーズ』の作者だ。 赤いチョッキがトレードマークのねずみくん。 絵本の中身は詳しくないが、表紙の独特の愛らしいねずみくんは、よく目にしてきて馴染み深い。 ねずみくんの絵本の表紙はどれも、表紙下のちっちゃなねずみくんと、上の方の赤いタイトル文字との間に、不自然な

      • "BONES"が教えてくれた元兵士たちの闇と苦悩

        娯楽と英語耳育成のために、毎日ほぼ欠かさない海外ドラマ鑑賞。 事件モノ、刑事モノを中心に、お気に入りの9作品を順々に日替わりで鑑賞している。と言っても、主に夜家事の際にiPadでのながら鑑賞、かつ細切れパッチワーク鑑賞(勝手に命名)がもっぱらだが。。。 海外ドラマの魅力は、何と言ってもストーリーの多様性。 たとえば事件にしても、その背景にあるエピソードは、自分の日常の半径内では想像も思考も及ばない、濃くて深くて未知な世界観に満ちていて、毎回全身で引き込まれて、都度、家事の手

        • アメリカの玄関ドアの不思議(どーでもいい考察ですが...)

          アメリカでは大統領選挙に向けて熱い選挙戦が展開されているが。。。 民主党候補のハリス副大統領が、7月に撤退を決めたバイデン大統領から指名を受けた際、メディアに向けて放ったスピーチがクールだった! "There is work to do in the next 106 days - doors to knock on, phones to ring, and an election to win!” シンプルな構文なのに何てパワフルなんでしょう! 使われている文法は、中2レ

          Good job!だけでなくGood try!も

          5月6日の朝日新聞の記事『特派員メモ』は、胸に響いて思わず切り取った。 ワシントンの特派員、榊原謙記者の『グッド・トライ 次こそは』というタイトルの記事だ。 地元のバスケットボールチームに入って半年になる8歳の息子さんが、試合でヘマをしたり、なかなか上達が見られない様子にイライラを募らせていたところ、コーチに伝わったのか「子どものプレーに不満はあっても、口に出さないでね」と忠告を受け、反省しきりだったというエピソード。 そして、観客席の様子がつづられる。 米国人の親たちは

          Good job!だけでなくGood try!も

          進化に立ち合ってきた『初めて』の感動体験

          "What do you want for your next birthday?” (次の誕生日に何が欲しい?) "I want~…"のパターン練習として、教室の子どもたちにこの質問をするたびに、今の子どもたちの物欲の無さに唖然とする。 たいていの生徒たちの反応は「え〜っ、別に欲しいモノないしー」か、速攻で「Money!」か、のどちらかだ。 講師側の私は『欲しいモノリスト』の手帳のページが、文字で埋まっているというのに。。。 生まれた時からスマホもパソコンも当たり前にある

          進化に立ち合ってきた『初めて』の感動体験

          『さよなら子供たち』のラストシーンは涙の演技best1

          映画やドラマでの迫真の涙のシーンはいつも胸を打つが、私にとって忘れられない涙のシーンベスト1は、『さよなら子供たち』のラストショット。 ナチス占領下のフランスが舞台の『さよなら子供たち』は、カトリック寄宿学校の少年たちのつかの間の心の交流を描いた作品で、ルイ・マル監督の12歳の時の体験を綴った自伝的作品とも言われている。 戦火のパリからカトリックの寄宿学校に疎開している主人公のジュリアンは、ある日、寄宿学校に転入してきた3人の少年たちの一人、ボネと同じクラスになり存在を意

          『さよなら子供たち』のラストシーンは涙の演技best1

          海外ドラマのもう一つの楽しみ、懐かしい再会!

          英語リスニングと娯楽を兼ねて、海外ドラマ鑑賞は私の日常に欠かせない。エピソードの豊富さやドラマとしての質の高さなど、海外ドラマの魅力は数多くあるが、私にとってマイナーな楽しみの一つとして、思いがけない俳優さんたちとの再会がある。 先日も「あっ!」と思わず声を上げるような再会があった。 お気に入りドラマの一つ、 "Unforgettable"で、娘を誘拐されて憔悴している富豪の父親役の俳優に記憶が反応した。 「えっ!?も、もしかして、アンドリュー・マッカシー!?」 ストーリー

          海外ドラマのもう一つの楽しみ、懐かしい再会!

          "How are you?" はシンプルだけど深い

          毎週のレッスンで、教室に入って来た生徒たちに一番最初にする声かけ "How are you?" に対して、大多数の生徒たちの返答は"I'm sleepy."。 特に中学生たちは、ほぼ100%と言ってもいいくらい。 そう、彼らはみな疲れている。部活を終え、シャワーや夕食もそこそこにレッスンに駆け付ける。 だよね~、sleepy うんうん、わかる。夜のレッスンなんてtiredでやってられないよね~。 しかーし!ウチの教室では、数年前からネガな答えは禁止、というルールが設けられ

          "How are you?" はシンプルだけど深い

          私流、毎日の英語多聴

          仕事柄。。。というより、もうほとんど趣味、生き甲斐に近いが、英語のインプットは1日も欠かさない。そのインプットも、老眼が出始めて遠近両用メガネのお世話になってからは、もっぱら『多聴』に偏っている。 『多読』は常にあこがれてはいるが、そのうち眼がシパシパ弱音を吐く。(と言い訳しておこう) 中学時代のハリウッド映画が英語に沼るきっかけだった私は、スクリーンの向こう側から聞こえてきた英語の心地よい響きに魅了されたように、今だに英語の音フェチみたい。 そして多分、貧乏性。単純作業の

          私流、毎日の英語多聴

          友人と私の遠い夏のUSA <機内編>

          友人と私の遠い夏、アメリカ縦断旅行第2弾は、旅の機内の交流や思い出編。 強烈に忘れられないシーンは、行きの成田空港からサンノゼまで乗ったアメリカンエアラインでの出来事だ! 細かい経緯はうろ覚えだが、私たちの座席の左側の列の通路側の白人男性と、そのすぐ後ろの席のアジア人風の女性が、何やらやり取りをしているシーンが目に入った。前の席の男性が微笑みながら、やたらと後ろを振り返って何かを手渡している。 そのやり取りが音声を伴っていないのに気付くのに時間はかからなかった。 そう、二

          友人と私の遠い夏のUSA <機内編>

          友人と私の遠い夏の USA <ヨセミテ編>

          夏がきて、抜けるような青空にザ・夏!と主張しているような入道雲を目撃したりすると、今でも懐かしく蘇る風景は、20代の終わりに友人と決行したアメリカ縦断旅行での、記憶のかなたできらめく夏の風景だ。 中学時代にハリウッド映画に恋をして、英語に沼墜ちした私にとって、いつの日かスクリーンの向こう側のあこがれの地USAに上陸する!という想いは、ずっと抱き続けてきた消えない野望だった。 1994年夏、ついに『映画の友』の友人と、温めてきた共通の夢を決行! ネットもスマホもないアナログな

          友人と私の遠い夏の USA <ヨセミテ編>

          私の原点のハリウッド映画たち

          自己紹介番外編です! 私を英語の世界へ導いてくれたハリウッド映画たちを、記憶を手繰り寄せて紹介したい。(もはや古典とも言える古い作品たちです;;;;) 初めて映画館で鑑賞した作品は、父に連れられて観た『ラストコンサート』。 小学生だった私には字幕を追うのも難しく、正直、ストーリーもおぼろげだが、唯一覚えているのは、白血病の主人公の女性がピアノにもたれかかるようにして息絶えているラストシーン。 バックに流れる軽快な音楽と対照的な悲哀に満ちたラストは、幼い私にも衝撃的だった。

          私の原点のハリウッド映画たち

          念願のnoteデビュー、はじめまして!

          英語との出会いは、中学時代、 昭和の映画館で出会ったハリウッド映画だった。 大きなスクリーンの向こう側から 聴こえてくるその言葉は、 心地よくて刺激的で、全身で魅了された。 そこから始まった長くて熱い英語道、 ウン十年経った今でも私の英語愛は、 あの頃から1gも減ってはいない。 英語の音声を耳にする瞬間、体内で 細胞ごと喜んでいるのを感じる。 ハリウッド映画のスクリーンで恋をした 英語は、やがて生計を支える生きる 糧となった。 人生の折り返し地点を越えた今、 私にとっても

          念願のnoteデビュー、はじめまして!