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『先生が教えてくれない 竹弓の世界 入門編』

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竹弓を扱い始めた人からある程度使い慣れた人まで、より深く楽しく学ぶために作成したマガジンになります。 これ1冊あれば、だいたいの場所で安心できる内容になっています。 読むだけでは…
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2023年12月の記事一覧

008_竹弓ユーザーにお勧めする道具

竹弓を購入した後にメンテナンスで購入するものが出てきます。 人それぞれ必要なもの・不要なものの考え方がありますので、人に使用を強制することはできません。 今回はありふれたものを紹介していきます。 どれもお店で購入できるものですので、気になったらお店にGo!!! 面倒だったら、Amazonでポチりましょう。 さぁ、購入の準備はよろしいですか? チャック付き弓袋弓袋でもいいですが、チャック付きの弓袋は便利です。 時間に追われる現代人、弓袋を使うよりもちょっとだけ時短ができる便

050_矯正のやり方★

「ちょっとその弓貸してみぃ」と言われて、勝手に弓を弄られた経験はないでしょうか?(そんな人は論外ですが。) 普段から手入れがしっかりしていれば、おかしくなる前に治すことができます。それを放置して使い続ける射手にも原因はあるのかもしれない今日この頃です。 さて、竹弓は弦通りと成りの2つの確認するといいと言われます。 それは何故か。 合成弓と異なり、扱い方(張り方、引き方)によって弦通りと成りが変わりやすいからです。 (合成弓は変わりにくいだけで、変わることはありますのでご注

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割引あり

053_故障した竹弓の行方

竹弓で多い故障は笄です。 外竹にの繊維が切れることですが、笄が起きたら使えなくなるわけではありません。 使い続けると、故障が広がって折れる可能性はありますので、修理に出すことをオススメします。 ここで問題になってくるのは、以下の3つになると思います。 同じ強さになるか?慣らしはどうするか?どこに持ち込むか? 修理した弓は同じか問題同じ弓にはなりません。修理前後で使う竹が変わるので、100%同じにはなりません。 強さも同じになる保証はなく、強くなったり、弱くなったりします。

060_弓の性能

値段が高いほど的中率がいいわけではありません。 良い素材を使っていれば的中率がいいわけではありません。 竹弓をどのように扱うのか、最終的には射手が決定するものです。 これまでの実践するためのnoteと違って、このnoteはどのような意味があるのか。 道具の話題に出してもいいですし、オーダーする材料の指定の参考にしてもいいですし、知識欲の参考にしてもらってもOKです 以前の記事で概要だけ記載しましたが、その発展版くらいのイメージをもってもらえればいいです 重量軽い弓は取り

062_竹弓と遠的

緊急で記事を書きました。(初売りセールの情報がありますので。) 竹弓と矢の重さは切っても切れない関係性があります。 60mという遠い距離にある的に矢を中てるにはブレを極力無くしたいものです。俯角をつけるというひとつの要素も精度良くしたいと考えるのは普通の考えです。 矢を軽くして低い弾道で矢を飛ばすことで、俯角と風の影響を若干ですが軽減できます。 しかし、賢明な方はお気づきかもしれませんが、弓右衛門のnoteには射技の話が一切出てきません。手の内はこうすれば射が良くなる、のよ