フルカス

メギド72をやる②

これはフルカスの絵だが・・・そんなことよりもアジトの待機画面のBGMが妙に頭に残って離れなくなった。このBGMは一体なんだ? この曲はリトルバスターズのエロシーンで流れているアレを想起させるのでやや複雑な気分になる。だが・・・このBGMにはバトルアレンジ版があり、そちらがすこぶるカッコ良いので認めることにした。シナリオを進めながら耳を澄ませているとわかるが、このゲームは中々にBGMが良い。知っているか? 古今東西、つまらないゲームでもBGMさえ良ければ「BGMだけは良かった」といわれる。そのくらいゲームのBGMは重要だ。このゲームは自分規格で既に面白いので、内容も充実していて曲も良いゲームとなった。つまり・・・かなり隙がない。今日の絵日記もメギドの話だ。思えば絵日記と言いながら全く更新していない。ソーシャルゲームをやっている間は更新することも増えるだろう。ロードラもそうだった。

ストーリーについて語ろう。最初は少し用語が多くて読みにくさを覚えたが読んでいくうちにこいつらが号泣している理由の幾ばくかは理解できた。思ったよりも村が焼かれ、人がばくはつしたりして・・・残酷に死ぬ。それがロードラ感かどうかは置いておくとして。自分は常々、ソーシャルゲームの世界観に物申したいことがあった。ほとんどのRPGスマホゲームは世界が危機に瀕しているものが多い。だが、危機の程が世界の現状から窺えるゲームは意外と少ない。割りとどの街もそこそこ活発であり、辺境の地とかでも滅んでなかったりする。大抵のゲームのバックグラウンドに世界の危機があるのに住人は割りとのほほんと呑気に生きている……そういう世界観に違和感を覚えることがこれまで何度もあった。

しかしこのメギドにおいては住人も哀れなモータルとして疑心暗鬼に囚われたり、救いを求めて宗教がかったり、たまにまともなヤツがいたりする。ちゃんと世界が破滅の危機に近づいていることをこいつらは分かっている。分かっていて、自分にできる精一杯をする。それは時に善悪を問わないかもしれないが、人間味が表れているので見ごたえがある。こうした人々の息づきを見て、ゲームの背景にちゃんと忠実な世界が描かれていることに自分は満足した。

主人公のビジュアルはやばい。こんな入れ墨だらけの半裸の魔人みたいな男が一村人というのは……最初はかなり信じがたかった。シルバーもちょっと巻きすぎている。では、性格は? こいつは結構な熱血漢だが頭も回るので頼りになる。自分が好きな点はヴィータ(にんげん)のコイツと仲間のメギドで価値観が大きく異なることだ。メギドたちは人間が幻獣に襲われて死んでいたり村が滅んでも、「そういうこともある」みたいな感じで受け流す。それは背景にさらに大いなる災いが待ち受けていることを知っているからだ。

ハルマゲドーン……それが起こればそもそも世界が滅ぶ。それに比べれば人一人が死ぬとか村が焼かれるとかは些事ということだ。主人公が必死で一人でも多く救おうとしてる中、メギドたちは割りと関心がない態度を取っていたりして自分はその価値観の違いに感心した。これは別にメギドたちが血も涙もないわけではなく、見据えている戦いのスケールが違うのだ。とはいえ、主人公の何者をも救おうとする意志……そういうのが引き金で世界が変わっていく……ように見える。まだニュービーなので勝手な憶測だが。

まだ育成がぜんぜんだが自分はこのキャラ……アイムに一目惚れした。だがこの服はなんだ? 自分は最初のイラストが好きだ……それだのにこんな路線だったのか? ……いや、まあそれは良いだろう。ファッションは個人の趣味の範疇だ。自分が口を出すべきことではない。それはさておき、アイムのキャラストーリーにも目を通したがかなりの満足を感じた。自分は定命の者と不死に近い者が関わり、その死を看取る……みたいな話が好きだ。この嗜好はややマイナーで伝わりづらいかもしれないが。人間と共に穏やかな時間を過ごし、不死者側は定命者を幼い頃から老いて朽ちていくまで見守る。そして定命の人間側が死の淵に立ったとき、かつて幼い頃に出会った頃と同じ姿の不死者に向けて「お前はいつまでも美しいんだね……」みたいなことを言う。これが・・・良い。わかる者もいると思う。流れていく時間の中で変わらない美と、移り変わり、朽ち逝くからこそ美しい命の美の対比。

さて、今回はストーリーの話などをした。まだシステムについて何か言えるほど知識が深まっていないのもある。今度ここに何か書くとしたら現状の育成とか苦しいところに言及するかもしれない。我が軍はマルバスとアンドロマリウスの過激な要求で疲弊してきている。

#ゲーム #日記 #メギド72   #あごぶろぐ

ドーモ! ドネートは常時受け付けています。 ドネートはときにおやつやお茶代に使われます。