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DEADCELLSという牢獄に入って一週間が経過した(あごぶろぐ)

現代人は忙しいので一週間で自らがやったことをぜんぶ正確に記憶しているやつは限りなく少ないと言っていい。学業……仕事……潮干狩り……YOOTUBE……大体そんなところをざっくばらんとこなしたことしか覚えていないだろう。だが・・・自分は違う。この一週間のことは鮮明に思い出せる。狭い通路を進みながらグレネードを投げまくり、弓を引き、前転しながらむせ返るほどの死臭が立ち込めロードラもかくやの末法地帯と化したDEADCELLSの世界を駆け抜けた。そして、死にまくった。すごい体験をしてきたと胸を張って言えるだろう。今回は多くのSwitchユーザーをハクスラ監獄へとブチ込みまくっている「DEAD CELLS」について物申すために薄暗い牢獄から久しぶりにWi-Fiが通うこの地上へと這い上がってきた次第だ。

DEAD CELLS....

デッドセルズとは何か? 物々しい響きからして食べ物ではないことは確かだ。それはSTEAMとかスイッチとかで売り出されているゲームだ。インディーズゲーの範疇なので値段は安く、2500円とかで手に入る。自分はこれをSTEAMで見たときから超ほしくて震えていたがどうしてもスイッチでやりたかったので剣を研ぎながら待ち……満を持してEショップモールに売り出されたので走って買いに行った。実はEショップモールは実は物理店舗じゃないので走る理由はない。だが気分的には走った。そのくらい楽しみにしていたということだ。デッドセルズは今年の8がつに正式RELEASEを迎えたフレッシュなゲームであり、魂の通ったインディーズゲーという強いオーラを纏っている。これがT・V画面でできる幸せに自分は思わず、スイッチを撫でてやった。スイッチは嬉しそうに身震いし、充電がないことを知らせてきた。自分はそれに頷く。そうだ、スイッチ。お前はわかっている。今やスイッチ国は群雄割拠のゲーム戦国時代を迎えたと言えよう。スイッチの前身であるWiiUはエクササイズかスプラトトーンくらいしかできない腰抜けだったが、スイッチはインディーズという巨大な可能性を秘めた両翼を持ち合わせている。おかげでこれからの時代の最前線に付いていけるというわけだ。UNDERTALEが遠くから犬に乗り現れたというニュースをすでに聞いたか? 聞いたに違いない。すでにインディーズ武将たちはスイッチ国に集まり始めている。デッドセルズもその一つとして名乗りをあげた。

デッドセルズは2D探索アクションゲームというカテゴライズをされている。サイドビューだ。つまりニンジャじみた身体能力の主人公が所狭しと駆け回り、敵を惨殺し、画面はそのスタイリッシュなパルクールへと追随する。穢らわしさと美しさが奇妙なバランスで成り立っている荒廃した世界観の背景についてはゲーム紹介の中では全く明かされていない。つまり自分で歩いて、探索して解き明かせ……そういう開発からのメッセージと言えるだろう。だがそれだけだと味気ないので主人公についての説明もすべきだと思ったし、今からする。とはいえ主人公の解説の前にまずは主人公に深く関わっているシステムについて触れておかなければならない。このゲームの根幹とも言えるべき部分だ。まず、このゲームでは死ぬとそれきりだ。コンテニューはない。つまり死ぬと肉体は滅び……ゲームは最初からとなる。マップもランダム生成されて生き物のように姿を変えるので次に進むときは全然違う道になっている寸法だ。察しのよいヤツはここで気づく。このゲームはローグライクの要素を取り入れているということに……。

だが全てが最初からというわけではない。プレイヤーはそもそもこのニンジャじみた赤服の男ではない。こいつはただの死骸で、それに取り付いている不死身の細胞……つまりデッドセルズこそが主人公だ。タイトル画像からして頭がモヤモヤしていたので只者ではないと思っていたがそもそも人間ですらない。モニョモニョ細胞だ。死体の頭部に細胞がくっつき、目みたいな器官が妖しく輝きながら暗がりを睥睨している。かなりクールなデザインだ。こいつは細胞の塊なのでどこで死んでも下水とかからスタート地点へ戻ってくる。そこにはいつも地面を舐めながらくたばっている赤服の死体がいるのでこいつに取り付いて再び物語が始まる。肉体は本体ではないので滅びてもぜんぜん問題はないという寸法だ。そしてデッドセルズがこの場所に帰ってくることには大きな意味がある。ただの一からの再スタートではない。死は新たな旅への準備の一環だ。

「セル」という謎の細胞アイテムを使うことでデッドセルズに恒久的な強化を施すことができる。武器や装備はデッドセルズが死んだら消滅しそれきりだが、強化された内容は永遠のものになる。例えば「最初の弓」という収集をアンロックすればスタート地点に落ちているボロボロのしょぼい弓が巨大なクロスボウになったり、こおり属性がエンチャントされた弓に代替わりする。これは自分がアンロックしたアイテムからランダムに選ばれるのでいきなり使い勝手の良い弓からスタートしてしばらく安心することもあるだろう。武器に関してはどんどん新しいものを拾っていくので最初に強力な武器が必須というわけではない。だが「回復薬の使用回数」のようなアップグレードはもはや完全に必須だ。不死身細胞のデッドセルズも肉体を動かすためには回復薬をがぶ飲みしないとやってられない。回復薬はステージの合間にフラスコからゴボゴボ汲めるのでちゃんとアンロックして、デッドセルズにREDBULLをくれてやれ。

もう一つの恒久強化に「ルーン」がある。これは特定の場所にいる中ボスや大ボスから手に入れることで永久アンロックされる要素だ。これを身につけることで特定の場所からツタを生やして登っていけるようになったり、落下攻撃で一部の足場を破壊できるようになる。これらのアクションを身につけることでこれまで進めなかった場所へたどり着き……また暗くジメジメした場所での戦いに身を投じることになる。ルーンを取得するとマップの中で分岐した別ルートに行けるが、そこにもルーンがあるかもしれない。もしくは世界に秘密に関わる何かと出会う可能性もある。または有意義なものは何もなく、ただただサイコ野郎の巣が広がっていて無残に殺されるかもしれない。世界が広がれば広がるほどワクワクし、ニンジャの死体はJUMPし、デッドセルズも活性化する。だが……待て。恒久的な強化というシステムはローグライクとは相反するものではないのか? アンチシナジー……何かがおかしい・・・そう気づいた者もいるはずだ。どうやって恒久的な強化とランダム性の楽しみを共存させているのか? そこにデッドセルズの神髄があると言える。

デッドセルズのジャンルはローグライクではない。
ローグライク×メトロイドヴァニアで「ローグヴァニア」……公式によりそう位置づけられている。つまり二つのジャンルの融合体なのだ。

※メトロイドヴァニア → 
海外で生まれた用語で、『メトロイド』(Metroid)と『キャッスルヴァニア』(Castlevania)を組み合わせた造語。

メトロイドヴァニアについての説明もいちおうしておくと、つまりメトロイドみたいなヤツということだ。サムスは探索の中でパワーアップアイテムを手に入れて体をボールみたいに丸めたりできるようになる。そして狭い通路を通るにはボール化が必須なので、この強化が施された瞬間から探索の幅が広がるということだ。またはすごいミサイルをアメリカからたくさん買って、すごいミサイルでしか壊せない壁とかを破壊してどんどん先へと進んでいく。この手のゲームは強化要素が特定の箇所(大体はボスの後)に置いてあり、基本的には一本筋のゲームとなっている。デッドセルZの探索やルーン要素とかはまさにこのメトロイドヴァニアっぽい部分と言えるが、死んだら最初からだしマップ分岐とかがあるのは完全にこのジャンルからかけ離れている。そこはローグライクに近い。

つまり、このゲームはローグライクとメトロイドヴァニアをかなり良い感じの比率でフュージョンさせた意欲作ということだ。はっきり言って相性が良くなさそうな二つのジャンルの歯車が完全に噛み合っているので、この両方のジャンルを知る者がプレイしているとジワジワと額に汗を掻き始め、3回死んだくらいの所ですごいゲームだとわかるだろう。自分もそうだった。ローグライクの特徴はランダム要素。メトロイドヴァニアの特徴はゲーム進行ごとに配置された強化のバランス。この双方をデッドセルズは両立しそれぞれの長所をうまく取り入れている。これは簡単なことではない。

すごいハクスラする

恒久的な成長要素というメトロイドヴァニア成分の次はローグライク方面についても話していく。プレイヤーは武器や装備を宝箱や敵から手に入れ……死ぬと失くす。これについてはどうしようもない。我々もたぶん治安の悪い国でのたれ死んだらスマホから腕時計までぜんぶ失くすだろう。対策はないのだ。だが、その代わりに一つ一つ細やかに性能が違うあまたの武器を迷宮のごときダンジョンの中で拾い、あるいは捨てていくという取捨選択の楽しみがある。これは王道のハック&スラッシュ要素だ。ランダム生成で移り変わるダンジョンの中にはいくつもの宝箱と武器屋が待ち構える。武器の性能はじぶんで確かめろ・・・インターネット伝書鳩とかが「これが強いからこれ以外ぜんぶダメ!」とか言っていたとしても実際に使ったら体に合わず、アレルギー反応を出しながら敵に囲まれてミンチになって死ぬかも知れない。これはもう完全に体験してみる他ない。武器はめちゃくちゃな数があるので全部集めるくらいの気概を持っておいたほうが良いと言えるだろう。

武器の種類は二種類。メイン武器とサブ武器だ。この両方を二つずつ装備できる。自分は大体、近接武器(メイン)+弓(メイン)+サブ武器×2という組み合わせだ。当然もっと良い組み合わせがありそうだがニンジャ性を重視しているのであまり変えるつもりはない。近接武器も様々なやつがあるが中でも双剣のコンボの一つの確定クリティカル技は完全にディオーネとかサイファーのモーションだったのですごく気に入った。プレイしてみるとすぐにわかるがこのゲームはシステム面だけではなくアクション麺に関してもかなり精密な調整を成されている。例えば、近接攻撃はボタンを押していくごとにコンボ技へと繋がっていく。このコンボの最中に前転回避をして敵の後ろに回り込んだとする。だが・・・次に近接攻撃ボタンを押しても未だコンボが繋がっている。回避行動で途切れない仕組みになっているのだ。これはかなり驚いた。こういうところへの配慮が行き届いているおかげでコントローラを握ったままプレイに没頭し、ピクセル血しぶきを受けて咆哮できる。これでコンボが途切れていたらもうそこで我に返り、スイッチの電源を消してベッドに戻って寝る……そういうこともあるかもしれない。ここは非常に大事だ。

デッドセルズの武器にはレアリティがあり、OPがついている。この内容はステージとステージの合間の休憩地点でNPCに金を払えばリフレッシュすることも可能だ。OPの中身はありきたりなものばかりではなく、敵に油をぶち撒けるなどの他のゲームではあまり見ないようなものも含まれている。OPは付いている武器との相性で選ぶのが良いと自分はこれまでのプレイ経験で学んだ。例えば弓なら「貫通」のOPが付くだけで一気に多くの敵を見られるようになる。「毒」などを付与して飛び回りながら敵が朽ち果てるのを待っていても良い。自分のスタイルに合わせてカスタマイズするのが一番賢いだろう。個人的にはリスクを背負う内容のOPはいくらリターンが大きくてもあまりオススメできない。中には一撃受けただけで死亡が確定しているOPとかもあるがマゾ野郎かそうとうの腕があるヤツにしか乗りこなせない呪われし武器だ。こういうのをイタズラに選んで周回ができないとサッパリ強くなれないのでちょっと考えろ・・・。

最初は武器の種類もかなり少ないが進めて行くと図面が手に入り、セルを払って図面を完成させることでどんどんアンロックされていく。セルの使い道は豊富なので何を優先させるかはプレイヤー次第と言える。ハクスラの醍醐味はめちゃめちゃな種類の武器がランダムに手に入ることだと自分は考えているので武器や盾のアンロックを優先してやっている。だが・・・これは人それぞれだ。武器の中には完全な腰抜けもかなり多く隠れ潜んでおり、アンロックしたことで真の戦士のための武器を押し抜けて腰抜けが現れプレイヤーをガッカリさせることも増えていくだろう。とはいえ、そういう部分を含めてのローグライク……ハックアンドスラッシュ……ロード・トゥ・ドラゴン……そう自分は感じた。

探索が魅力的だ

あまりレビューサイトでは取り上げられていないが道中の探索部屋もかなり魅力的だと自分は思った。ランダム生成されるマップのどこかに青白いロウソクの光が灯っていたら迷わず扉を開け……中にはかつて生きていた看守や囚人の記録が残っている。たまにそいつらが隠した回復アイテムや金が出てくることもあるだろう。だがそれよりも注目すべきはその部屋が物語る出来事だ。世界はどうして瘴気に包まれ、死体が徘徊し、このような地獄と化しているのか? 部屋ではその答えへと触れるものが幾つもある。デッドセルズはそれを見て首を捻り、あるいは皮肉なユーモアを交えて楽しげにサムズアップするだろう。陽気なヤツだからだ。こいつは多分あまり深く考えていない。だがそれはこのくらいユーモアのセンスがないと生きていけない世界だという証左でもある。デッドセルズの世界観はかなり帝国に寄っているので汚らしい場所で死体が転がり、かなしき化け物たちが蠢いている。こいつらに感情移入するとやっていられないのでデッドセルズのようにタフに振る舞い、クソみたいな運命に向けて親指を立てていけ。

マップはランダム生成なので部屋の場所も毎回変わり、そして部屋の中身も変わっている。現代人が頼りにしているグーグルMAPは使えないということだ。そしてこれが何を意味するか……? つまり同じステージでも周回ごとに違うメッセージを手に入れ新たな真実へ触れることがあるということがわかるだろう。これは純粋なメトロイドヴァニアにはない新鮮な体験だと言って良い。情報のほとんどはささやかなものだが、組み合わせていくことで一つの絵が見えてくる。それがこの世界の背景だ。当然そんなBACK-GROUNDを知らなくてもプレイヤーは走り回って敵を切り捨てながら進むことができる。だが・・自分はこれをロードラ的だと思ったので気に入った。いずれそれぞれの部屋で得た情報を元につなぎ合わせ、この世界について深く考える日が来るだろう。デッドセルズ自身の目的はどうだか知らないが、操作している自分の目的はそれだ。

真の戦士は周回する

これはデッドセルズのアニメーショーントレイラーだ。かなりコミカルになっているが確かにデッドセルズだ。大筋はこんな感じで進むと言って間違いないだろう。武器を拾い、その個性を覚えるために何度も周回する。周回すればするほど知識は深まり、武器やパッシブがアンロックされて強靭な戦士に近づいていく。最初は死体に取り付いたばかりでウロウロしてはトゲとかに刺さって死んでいたデッドセルズも繰り返しのうちに学習し、障害物や鉄球を飛び越えながらヘッドショットをキメる……そういう強者とくゆうのアクションが知らぬ間にできるようになるだろう。自分はこの一週間で少しずつではあるがちゃくじつに遊び、現状のラスボスの目の前まで来たが……半分減らしたくらいのところで肉片にされた。そしてすごすごと地下牢獄へと戻ってきて、這いずりながら死体へ行こうとした所で記事にしたためようと思いいたりWi-fiを求めて地上のPCまで向かい、この記事を書いている。はっきり言ってこのゲームは進行度自体は遅い。アクションの爽快感と新たな発見がデッドセルズの最も大きなモチベーションになるだろう。これは完全に人それぞれだ。どれだけうまくやってもすぐにクリアすることはまず難しいだろう。周回し、要素をアンロックし、学習していくしかない。

肝心の周回についてはしっかりとバランスが調整されており、どのルートを辿ってもラスボスまで一時間くらいで行くことが可能だ。マップにはテレポート装置もかなりの数が用意されておりユーザビリティが行き届いている。細かく時間を掛けて探索したくないというせっかち野郎のためにそれぞれのマップには制限時間内にしか入れない部屋があり、スピードランへの豪華な報酬がよういしてある。ハクスラでは常に走っていないと死ぬ……みたいなマグロみたいなプレイヤーのためにもちゃんと気遣いがあるというわけだ。自分はどのマップも隅々まで見て回って納得してから次の地へと向かうが、それでもラスボスまでは1時間~1時間20分もあれば到達できている。このゲームの操作性やアンロック要素さえ気に入れば周回がめんどうになってYOUTUBEに戻り、ダラダラと一生を終える……そういうドロップアウトの心配はないだろう。

ただし「ローグライク」+「メトロイドヴァニア」という何かと尖ったゲームジャンルの融合体である以上、バリバリのアクションが炸裂するのでその辺りは覚悟しておいたほうが良いだろう。デッドセルズは老若男女すべてにオススメできるファミリーゲームではない。その辺りはトレイラーを見ればわかりそうだがそこはちゃんと理解してから買うべきだ。だが……矛盾することを言うようだが実際にやった者の目線から見てデッドセルズはACTの慣れとかにかかわらず、ちゃんと続ければ上達できるように出来ていると思った。恒久的な強化のおかげで常に前進し続けられるからだ。これが完全にローグライクだったら、じつりょくと知識のすべてを振り絞って運も良くても何もできずに死んで、諦めて老後を送る覚悟を固めなければならなくなったかもしれない。しかしデッドセルズはローグヴァニア……続けていくことで間違いなく格段に成長ができる。さらに操作性もかなり良いのでアクションが苦手なゲームユーザーこそデッドセルズで死にまくってすごい戦士になっていくべきだと自分は思う。ここだけの話、自分にもアクションで極端に苦手なことがある。盾によるパリィだ。パリィ……デッドセルズではシールドを持っているとすばやく構え、敵の攻撃に合わせることでパリィが可能となる。パリィには敵の攻撃を無効化しダメージを与えるなどの恩恵がある。しかし自分は苦手なのであまり盾を持たない。ぜんぶ回避している。だがこのままではフルプレートアーマーでビッグシールドを持った大戦士になれないままだ。それは……良くない。そろそろ覚悟を固めるときが来たかもしれない。

アンロックされた要素はゲームスタート地点の上部にこうして吊るされており、色とりどりでかなりきれいだと自分は思った。これを見上げる度にやる気がGUNGUN湧いてきて足取りが軽くなる。この光景は周回を繰り返したことへの一つの報酬だ。他には何もない。下水のすえた臭いとクリーチャーだらけの道が延々と続いている。まだ情報をあつめている最中だが、もう世界は相当にむちゃくちゃになってると予想できるのでデッドセルズが諸悪の根源とかを倒してもたぶん誰も褒めてくれないし、RTや"いいね"も押してくれないだろう。英雄への賞賛はない。そもそもデッドセルズはよくわからないモニョモニョ細胞なので英雄ですらない。何者でもない戦士だ。戦士ならば……ただ走り抜けてやるべきことを成すだけ……ここから先は真の戦士のためのストイックな道だということを一瞬の死によってわからされるはずだ。

アンロック状況を見ても分かるように自分もまだまだでラスボスを倒せていない。周回数が足りず、尻が青いことは否めない。だが……次にここへ来る時はパリィを極めたBIGシールドガードナーに転生しているはずだし、そのつもりで危険な旅へと向かう。この記事へたどり着いた者がスイッチという危険区域への片道切符を持っているならば、迷わずに地下牢獄へおりるべきだ。きっと求めて止まない生の充足はいくたびの死の向こうにあるだろう……。

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