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男子高校生一人でこどもの国へ行った話

やけにホラー。こどもの国そのもの少々ホラーを感じる場所でしたし、何より空いているからといって男子高校生一人で突撃してしまったのが一番のホラーです。

というわけで、今回はコロナ禍でガラガラだったこどもの国へ一人で遊びに行ったお話です。正確な日時を全く覚えていないのですが、恐らく2年前だったと思います。


まずこどもの国ってどこやねん、というところから。

こどもの国(こどものくに)は、神奈川県横浜市青葉区奈良町東京都町田市三輪町に跨って所在する、社会福祉法人こどもの国協会が運営する総合的な児童厚生施設

Wikipedia


田園都市線の長津田駅と、小田急線の鶴川駅に挟まれた位置にあります。こどもの国線という路線が長津田から延びているのでアクセスは良好です。

首都圏在住の方にはそれなりに認知されている、ファミリー向けの広い公園のようなものです。遊園地と違ってアトラクション等は特に設置されておらず、自然多めな感じになっています。


というわけでやってきました東京駅。「田園都市線に乗るのになぜお前は東京にいるんだ」と思った方、僕と仲良くできそうです(きも)。

今回は究極に密を避けるため、ある移動手段を利用しました。


まさかの浜松行きの高速バス。いいですねぇ、浜松。東京から程よい距離感。浜名湖に餃子にげんこつハンバーグ……


浜松餃子食べたい!!!


話を元に戻して、東名江田で下車。東名ハイウェイバスは、高速道路上に設けられたバスストップで乗降することが可能です。東京駅からここまで520円、他の客には白い目で見られていたことでしょう。


少し歩くと江田駅に到着。ここから田園都市線に乗って長津田で乗り換えればいい訳ですが、少し行ってみたい場所があったので寄り道。


それがここ、南町田グランベリーパークです。いつの間にかめちゃくちゃお洒落なショッピングモールに生まれ変わり、駅名も変わっていました。すごいなあ(こなみ)。


ミスドは汁そばを食う場所と相場が決まっています。


ようやくこどもの国までやって来ました。


休日は家族連れで埋め尽くされていた駅前も、コロナ禍で閑散としています。「男子高校生が一人で来てやがるぞ……」という視線に耐えつつ(真偽不明)、入場料600円を支払いチケットを購入。


まず客を出迎えるのがこの中央広場なのですが、ほとんど人がいません。こんなこどもの国、もう二度と見られないんじゃないでしょうか。


なにやら不気味な施設があります。実はここ、元々陸軍の弾薬庫として使われていた場所なんです。現在でも園内に10ヶ所ほど残存しており、現在は園内の電気設備等に転用されているようです。


トンネルもやけに頑丈な造りになっています。ここが本当に「こどもの国」などという名前を冠する施設なのか、疑わしく思えてきます。


園内の池にはコブハクチョウがいました。鯉を踏みつけながら近くまで来てくれましたが、残念ながら餌は持っていません。


こちらはポニー。他に誰もいないのですぐ寄ってきてくれます。


「餌寄越せよコルァ」というような感じでしょうか。


近くで売られていた人参スティックを購入。凄まじい食いつきです。


園内では乳牛が飼育されており、搾りたての牛乳を使用したソフトクリームがちょっとした名物になっています。せっかくなのでいただくとしましょう。ご覧ください、この綺麗なツイストを……


あっっっっ

なんと貰って10秒で落ちてしまいました。流石に悲しすぎる。


失望していた僕を、道端の落書きが励ましてくれました。美しいツイストですね。


この後は写真も撮らずに数時間園内をウロウロする不審者と化していました。誰もいないふれあいコーナーで20分近くモルモットを撫でていたところ、飼育員のお姉さんに遠慮がちに「動物お好きなんですねぇ」と声をかけられました。気まずすぎます。


おまけ

ただ帰るのも虚しかったので東横線の綱島に寄りました。ここは元々温泉地として栄ていた場所。今回訪れたのは銭湯のような雰囲気でしたが、確かに綱島温泉のお湯は残っていました。


ネットから拾ってきた画像。足元が見えないほど黒く濁っており、なかなか面白かったです。

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