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自販機で貝売ってた

以前Google MAPダラダラ見てて思ったんですけど、ここら辺なんか面白そうじゃないですか?

京成本線 大神宮下駅

というわけで来ました。思い立ったらすぐ行動!なかなか変わった形の駅ですね。普通電車しか停まりません。駅名の通り船橋大神宮の最寄駅ですが、今回は真逆の方面に行きます。

歩くこと3分ほど。船橋橋という頭が頭痛で痛そうな橋があります。潮とヘドロをMIXした良い香りが漂ってきます。

橋の上から。なるほどこれは「船」「橋」ですね。実際の由来は知りませんけど。

いやあ美しい。これぞ港町です……と言いたいところなんですが海側を京葉道路が渡っており、なかなか変わった景色となっています。

かねはち水産という会社の本社前にある

で、その脇になんか変わった自販機があったんですよね。商品を見てみると……ハマグリとホンビノス貝を売ってます。おいマジかよ買いたくなっちゃうじゃねえかよ。

冷えてるので保冷バッグとかを持参した方が良さげ

やはりハマグリは高いので、ここはコスパ最強と謳われるホンビノス貝にします。あまり流通してなさそうなメガサイズを購入しました。いやデカすぎだろ、ホタテかよ。ちなみにこのホンビノス貝は船橋市が漁獲量一位だそうです。

こちら袋から出した姿。ハマグリと違って表面がザラザラしているのが特徴です。そしてこのホンビノス貝、なんと砂抜きが不要です。元々砂をあまり噛まない性質らしいです。処理が楽でいいですね〜(先日のザリガニを横目に)。

本当は公式でお勧めされていた網焼きにしたかったのですが、まともな器具が家になかったので大人しく酒蒸しにします。

デカいせいもあって貝が開くまでそこそこ時間がかかりました。もうこの白濁した汁が全てを語っているように感じます。これが美味しくないわけないじゃないか。

では、調味料ゼロでそのままいただきます。




嘘だろってくらい味が濃いですね。調味料ゼロですよ?意味が分からない……。本当に濃厚な味わいです。アサリとかとはまた別ベクトル。これ以上味を文章で表現するのは不可能なのでみなさんも食べてください。


このホンビノス貝は北米原産で、日本で繁殖が確認されたのは実は割と最近。ハマグリに混じっていたこの貝が想像以上に美味しく、漁師さんが「これ売れんじゃね?」と助言したことで流通するようになりました。

とはいえ流通量はそこまで多くなく、スーパーでたまに見かける程度な気がします。ですがこのホンビノス貝は安くて美味しくてしかも調理が楽なので、みなさんバンバン買いましょう!そしてもっと流通させましょう!

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