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「楽しいは最強」である。行動原理で生きる糧。褒められるより、楽しく生きたい。

7つの習慣を学んでから「才能の正体」を読むと楽しい。7つの習慣に通ずることが多く、そして本自体が本質的なことを書いていて、とても読み応えが、読んだ後の充実感がすごい。

第二の習慣:終わりを思い描くというものがある。

自分のお葬式を迎えるときに、どんな言葉を参列者に掛けてもらって終わりを迎えたいか、を思い描きながら、そのゴールに向かって指標を立てて生きる、というイメージ

たとえばマラソン42.195kmを走るとする。

そのとき、なんのために走るのか。

速く走りたいから走る
 足が速いと褒められたい
 タイムを縮めて勝ちたい
 怪我や老いが訪れたときに終わりが来る

走ることが楽しいから走る
 タイムが今日は遅くなった、または縮まった
 どうしたらタイムに響くか考えるのが楽しい
 知るのが楽しい、ずっと

成長とは、必ずしも「勝ち負け」みたいな成功を、することだけではない。経験が学びに変わったとき。成長していることが実感できていれば、必ず続けられるはず。

「足が速いとすごい」というのは「タイムが縮んだほうが勝ちで、遅いほうが負けで」なんだか失敗のレッテルを貼られているような感じだ。

他人に価値観を委ねた瞬間に、生殺与奪の権を他人に握られる。できないことは悪いことではなくて、ただそういう結果で、そういう個性みたいなものなだけなのに。

他人の価値観のなかで、他人に褒められることでしか生きられない。それでほんとうに良いのかな。

自分はどう終わりを迎えたいとか、得意不得意ではなくて、なにが楽しいのかのほうがよっぽど重要だ。


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