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たった5%の重みを。

事業の種を育てる

事業を営む上で、何を商品・サービスとして販売し、お客様に届けるのか。それを考えることが重要なのは言うまでもない。

私が独立した理由

私が独立をした理由は

重度障害の子供を抱えるママたちが
安心して暮らし
安心して社会に出る
それができる未来を作りたいからだ。

そのために私は、オンラインでの相談事業や、テキストの販売、セミナーやワークショップ、ママ向け起業塾など、多岐にわたる事業を作り上げてきた。

これらを通じて「重度障害の子供を抱えるママ」を助けることができるように、日々ブラッシュアップしながら事業作りに励んでいる。

コンテンツの試行錯誤

どんなコンテンツを作ったら、いいだろう?
どんなコンテンツなら少しでも助かるだろう?
どんなコンテンツを求めているんだろう?

作っては世に出し
世に出しては失敗し
失敗しては作り直す

それが事業というものだ。

だからこそ日々コンテンツ作りに明け暮れる。
それは事業を営むならば、当たり前だと思う人も多いだろう。

しかし、実際には違う。

独立して5年、そう感じている。
コンテンツは大切だ。
事業を営む上で本当に大切なものだ。

しかし、このコンテンツを作る労力は、事業全体の中でどれくらいの割合を占めるのだろうか?

コンテンツ作りの労力

私の感覚では、コンテンツ作りにかかる労力は

全体の5%くらいだ。

え?
そんなに少ない?
だってコンテンツって商品でしょ?
お客様の手に届くものでしょ?
そんなに少ない労力でいいわけがないでしょ?

そう思う人も多いだろう。しかし実際、本当にそう思うのだ。

5%くらいだ、と。

努力の重要性

では、5%だから手を抜いていいかというと、そうではない。

今よりもっと努力して
日々作ったものをブラッシュアップし続けて
それでようやく5%くらいだと感じる。

そして、それ以外のことに対して、さらに95%の労力を注ぎ込むのだ。

5%だから雑で良いわけでも、ちっぽけなわけでもない。

例えて言うなら、人体で言うところの右目くらいだろうか?
人体の全体積から考えると5%に満たない片目1つ分。
小さいから無くてもいいか?というと
そんなわけはない。
なければ困る。
とても、とても困る。

視野を広げる

そしてさらに言うと、目があったら十分かというと、そうではない。

血液によって循環する力や
神経によって知覚する力や
脳による感情

それらがあって初めて人として生きていける。
眼球1つあっても生きてはいけない。しかし、眼球1つあることが、人生に彩りを与える重要な要素であることは間違いない。

そしてもう一つ大切なことがある。

目は2つあってより意味が生まれる。
商品やサービスも同じだ。
1個作って満足していては、視野が狭くなる。
耳を作り鼻を作り、口を作るのだ。
社会が求めるものを新たに作って、初めて安定する。
そしてその数を5個10個と広げていくことが、事業を営むということだ。

未来を見据えて

私の作る事業は、社会に小さな影響を届ける、小さな小さな一つの目だ。

その目が芽となり、大きく育っていくために、事業を循環させる血液を作り、酸素を取り込み、経験させていかなければならない。

まだ生まれたばかりの赤ちゃんのような事業だ。

これを育てることが、今の、そしてこれからの私に必要なこと。先を見る目を培うことが、私に必要なことなのだ。

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